見出し画像

藤真利子/アブラカタブラ~天使と魔法~隠れ名曲、名演コレクション。

 メチャクチャ久しぶりに隠れ名曲、名演コレクションをやってみようと思って、調べてみたら、去年の9月9日に井上陽水さん「Just Fit 」を取り上げて以来なんですね。
9ヶ月ぶりって、間空き過ぎです。。
まー、待っていた人はまずいないと思いますが、思い出した時にやらないと次がいつになるのやら。そう思った時にやることにしたのでした。
じゃ、行ってゆよー。

・藤真利子「天使と魔法」from『テクノ歌謡 テイチク編 ラヴリー・シンギング・サーキット』(PCD-1494/P-VINE)

 最近入手したばかりのこのCD、ノン・スタンダードのカタログからの楽曲中心ですが、藤真利子さんの楽曲も入っているんですねー。
作詞は微美杏里さん、これは藤真利子さんのペンネームで、作曲は細野晴臣さん、編曲は白井良明さん。演奏はムーンライダーズかな?
藤さんと歌っているのはGO-GO Gigolo名義となっていますが、これは松尾清憲さんですね。
名前の由来は郷ひろみさんと声が似ていることからなんでしょう。
皆さまご存知の通り、白井さんは松尾さんのソロ・デビュー時期のプロデューサーでした。

 付け加えますと、松尾さんの当時の所属事務所はムーンライダーズ・オフィスで、ムーンライダーズの『マニア・マニエラ』には松尾さんと藤さんが参加しているわけですね。
藤さんのアルバム『狂躁曲』のプロデュースは鈴木慶一さんで、演奏はムーンライダーズが担当しています。
杏里さん『哀しみの孔雀』、野宮真貴さん『ピンクの心』に並ぶ鈴木慶一さんプロデュース作品だと個人的には思っております。ちょっと評価低すぎではありませんか?
アルバム『アブラカタブラ』は白井さんプロデュースで演奏はムーンライダーズですね。

 藤さんは作詞のみならず作曲も手掛けるソングライターで、テイチクでのアルバムはほぼCD化されていますが、現在は入手困難なアルバムが多いのでした。。
これはなんとかしてほしいものです。

 『テクノ歌謡 テイチク編』に話を戻しますと、細野晴臣さん作品の越美晴さん「走れウサギ」、中原香織さん「銀河鉄道の夜」などがとにかく素晴らしい。
そして、ノン・スタンダード・レーベル期のShi-Shonen、戸田誠司さんのソングライターとしての充実ぶりもすごいです。  

・鈴木マツヲ『ONE HIT WONDER』(COCB-5435/コロムビア)

 今日名前が出てきた鈴木慶一さんと松尾清憲さんのユニット、鈴木マツヲのCDが届いたので、こちらについて書こうかと思ったのですが先送りにしました。
近いうちに書くつもりですから、お楽しみに。

 ではまたー。

 

この記事が参加している募集

思い出の曲

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?