性を生きる

ゲイを生きる。

トランスジェンダーを生きる。

それは 家族を初めとする周囲
地域を含めた 環境の全てに
宣告し その反動を引き受けると云う事。

そして 自分はこうでしか生きられない
自分を偽らないと云う事。

ずっと違和感を感じているのに妥協して生きる

心は拒絶しているのに
身体の 外観の入れ物に合わせて
心を閉じ込めてしまう。

どちらにしてもしんど過ぎるのだ。

DNAの一つの細胞が
ある特徴を持った場合

性的にも其々違った特徴を持って
生まれて来るらしい。

そう考えれば 誰だって
其々特徴ある性質を持って生まれて来るのに

こうしたものだと言う
ルールの枠からはみ出てしまうと

もう 罪人扱いに近くなる。

そんな人は ほんの僅か
数える位の 特別な存在かと思えば

意外とそうではなく

案外 そう思わされていた人達がノーマルで

これまで 当たり前だ
と言う様な顔をして
大きな顔をしていた方が

結構 少数だったりするのだ。

私も 貴方も 特別で
変人で

狂気であったり
殺意を持っていたりする

其れは当たり前で
常識で

性に関するバリエーションが
殊更取り上げられて

問題視される意味が
何処にあるのだろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?