儀式

オールブラックスの行動規範の中に
「儀式」と云うのがあります。

「儀式は中心的なストーリーを反映し、
想起させ、強化し、再度自覚させる。

言葉として形をなす前の言語を表し、
経験に形を与える。

儀式は信念を現実のものとし、
具体化する。

信念に形を与え、実現する。」

（問いかけ続ける　ジェイムズ・カー著　より）

考えように依っては、
私も日々
毎日儀式を繰り返している。

朝信念に依って目覚め、
呼吸し　動き始める。

朝食を摂り仕事に取り掛かる。

何を食べ　何を飲み
何を見て　聞いて　話すのか

仕事だと決めて
繰り返している事は何なのか、

箸の上げ下ろし、口への運び方
歩き方も座った姿勢も

全て信念から生み出した
行動規範のように思える。

違うのは　其の一つ一つに
魂が宿っていない事。

其れを　自分にとっての
神聖な儀式の一つ一つだと
意識していない事。

ただ　無意識に
表面だけの　形だけの繰り返しになっている事

もっと盛大に、儀式化する事を意図しよう。

もっと静寂に　奥深く
自分の根本に潜り込もう。

そして　日々
新たな遺産を創り出す

信念までに高めよう。

生かすも殺すも自分次第。

意味を持たせるのも
名前をつけるのも

「私」なのだから。