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良い意味での批判は積極的に行うべき


同じ失敗を繰り返す

同じ失敗を何度も繰り返す人は、失敗したことを自分のせいだとは思っていない。建前では自分が悪かったすみませんと言ってはいるが、本音は「なにか」のせいにして自分が悪いとは考えていない。

だから改善をしようとは1ミリも考えないので、同じ失敗を何度も繰り返す。

そしてその失敗で自分ひとりだけが責められて可愛そうだと、自分を擁護している可能性がある。しかし、実はその失敗のせいで他のメンバーにも多大な迷惑がかかっているにもかかわらず、それに気づくことができない。

環境は変化していく

こういう人は日頃から環境の変化に対応していこうという意識がないので、昔のやり方をそのまま実行し続けている場合が多い。それに周りが全く見えていないので環境が変化していることすら実は気付けていない可能性がある。

しかし、会社というものは永続する必要があるので環境が変化するのであれば会社はそれに対応して、どんどん変化していく必要がある。これは当たり前のことだと思われるかもしれないが、この当たり前が実はなかなか難しかったりする。

なぜなら大半の人が現在のやり方が心地よく、流れができているのでこれ以上業務を増やしたくないと思っていたり、自分にはそんな責任を追う必要がないし与えられた仕事以外はやりたくないと思っている。

環境にあった仕組みが必要

簡単に言えば面倒くさいことはやりたくない、あとに回して手が空いたときにやればいいと放置していたり、変化を恐れて行動ができない状態だ。

しかし、前述したように環境は変化していくので、かつてはうまくいっていた仕組みは現状に合わなくなるのは当たり前。常に変化に対応できているかを見直す必要がある。

タイトルの「良い意味での批判は積極的に行うべき」というのは、変化する現実に対して、現在の考え方や取り組みを批判的に見直して、自分たちの構えを変化させていくことがいかに大切なことなのかを伝えたかった。

あえて批判的に捉えてみる

古い考え方や動き方をあえて批判的に捉えてみて、これを終わらせることは新しい考え方や動き方を始めることよりも難しいかもしれない。

しかし、変化を避け続けていくとうことは成長をしないことを受け入れているということなので、どんどん周りからおいて行かれ、いづれ戦う相手にもならなくなる可能性がある。

失敗し続ける人は一度、今のやり方が現在の環境にあっているのか批判的に捉えてみる必要があり、環境に合わせ恐れずに変化をしていくことが重要になってくる。

私たちは普段から行動や判断を無意識のうちにしている。しかし、それに対して意識的に批判・考察してみることができれば失敗する確率はグッと減る可能性が増えるはずだ。

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