「苦手だけど、やる!」と決めたこと|仲間と助け合える嬉しさが新鮮
去年12月から今年2月頃まで、タスクシュートの講座を作ろうとしていた。
「あ、そういえば結局どうなったの?」
と気にしてくれていた方もいるかと……
数人だが楽しみにしてくれている人は確実にいるので、その後の経緯を書いてみよう。
協会内の機運に乗じて作成開始
きっかけは、タスクシュート協会内でTOSHINORIさんが協会内の皆に向けてお誘いしてくれたこと。
「せっかく認定トレーナーになるためのプレゼン(認定試験)を経験されているので、それを利用して(しなくてもいいけれど)講座を1人1つは作れるんじゃないでしょうか? そのための場を提供します!」
と言って下さり(正確な言葉までは覚えてない)、忙しい中で毎週Zoomの時間を用意してくれたのだ。
なんて素晴らしいお考え……!
人徳があり過ぎて、眩しくて直視できないほどだ。
ただ、私はちょうどその時間に都合が合わなくて全然参加できず……
自分1人で少しずつ進めていたのだが、テーマが二転三転して全然定まらなくて頓挫。
この3月4月は主に家族の都合でプライベートがバタバタで、自分1人だけのプロジェクトの優先度を下げざるを得ず、講座作りも進まなかった。
そのうちに毎週の講座作りの時間は終了してしまって、今に至る。
一緒に開始した同期のタナシンさんは、既に講座を作り終えたというのに……
テーマが決まらなかった真の理由
テーマが全然決まらなかったことについて、ふと思い当たった点がある。
それは、私が無意識に
「テーマが何であれ、まぁ講座作成・開催できるだろう」
と勘違いしていたこと。
講座化自体にも慣れていないのに、なぜか
「多分できるっしょ」
と感じていて。
だから
「テーマはどれでもいいし、何なら全部やろうか?」
みたいに考えていたんだと思う。
でもそれは、甚だしい誤解で思い上がりだ……と気づかされた。
タスクシュート認定トレーナー向けに公開されたマーケティング関連の動画を見て、ハッとしたのだ。
マーケティングと私
大きな声では言えないのだが……
実は私、マーケティング的なものがはっきり言って苦手だ。
そもそも、広告・宣伝が全然好きではなくて。
自由が大好きで誰かに何かを指示されたり命令されたりするのが嫌だから、他者(広告や企業)によって自分の行動を左右されることが許せない。
大学の社会心理学の授業では有名マーケティング手法を習ったし、勤務していた不動産会社やお手伝いした団体・ベンチャー企業でも様々な営業手法やマーケティング施策を学んできた。
だが、抽象的な一般論を具体的な戦略に落とし込むことは苦手だ。
「知っててもできない」という感じ。
よく考えたら、そりゃそうだ。だってほとんど実践してきてないんだから。
協会内の話し合いがなぜ響いたか?
そんな感じで
「ケッ、マーケティングなんて」
「ふーん、セオリーがあるのね。でも型通りにやるなんてつまんなくない?」
とひねくれた思考だった自分。
でも上述のマーケティング動画を見て、目からウロコ。
今までに見てきた「いわゆるマーケティングの話」とは全然違ったのだ。
効果的な手法について先生が生徒に説明する、とかじゃなくて。
ファシリテーター的な人はいるけれど、基本的には皆フラットな立場で
「まず経験してそこから何を学び、『これが重要かも』とそれぞれが仮定して、実践してまた振り返る」
というような議論。
「この仮説→検証の繰り返しこそ、マーケティングなんじゃないか?」
みたいな話が根底にあり、常識を覆された。
「そっか、こんなすごい人達でも試行錯誤の部分があるんだ。『マーケティングの正解を全部しっかり勉強して、成功(大量集客)だけを目指して行動する』じゃなくてもいいのか!」
と、初めて前向きに思えたのである。
これは自分のビジネス人生の中での大きなターニングポイントだと思う。
私が「やる」と決めたこと
怖がってないでチャレンジしてみようかな、苦手な分野も。
ということで、ここでタイトル回収。
「苦手だけど、やる!」と決めたことは……そう、講座化である。
講師業に詳しい方々がたくさんいることも、タスクシュート協会の強み。
そして、同期や先輩はライバルではなく味方だと心から信じられるから。(詳しくは下記記事へ)
この素晴らしい環境下なら進んでいける気がする。
タスクシュートと共にコツコツ進めていくので、またの報告をお楽しみに!
*
認定トレーナーの仲間になるための「養成講座」も超オススメ。
第二期は今週末開始でもう〆切間近だけど、申込ページを貼っておく。
第三期はまったくの未定らしいので、気になったらぜひこの機会!
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