ミニマリストになる決心がついた本、『より少ない生き方』
だいぶ前ですが、こちらの本を読みました。
最近よくある「モノを減らそう」と言っている本の1つかと思い、あまり期待せず読んだところ…自分にガツンと響く素晴らしい内容!
体験談と具体例に溢れた、シンプルで飾らない本でした。
この本の特長
この本の何がいいかというと、1番は「本質を突いているところ」です。
ミニマリズムの良さは何人もの人が語っていますが、それらの核となる部分を抜き出してまとめたような印象を受けます。
そしてミニマリズムの実践で得られる素晴らしさだけでなく、
・なぜモノを欲しくなるのか?(外的&内的要因)
・モノを減らす、具体的で多種多様なやり方
・人生において本当に大切なこと
が書いてあり、「ミニマリズムを学びたければこの1冊で十分」とまで感じました。
どんな人にオススメか?
どんな人にも読む意味はあると思いますが、特に以下の方に勧めたいです。
・ミニマリズムの良さが分からない人
・ミニマリストが気になるが「家族もいるし自分には無理だ」と思う人
・「片付けられない」と感じている人
著者はアメリカ在住なので多少アメリカの事情を感じますが、日本も同じような先進国でモノに溢れた環境。
自分と同じようなごく普通の人達がミニマリストになっていく数々の実例を見て、大いに参考になる部分もあるはずです。
また私も整理収納を仕事としていますが、片付けや収納の前に「モノを減らすこと」が重要だと痛感します。
片付けられない方はスキルが足りないのではなく、家にモノが多いだけかもしれません。
読むことで意識が変わる可能性が高いので、多くの方にオススメしたいと思いました。
やっと決心がつきました
私もこちらの本を読み、1つ大きな決意をしました。それはミニマリストになることです。
以前は「ゆるーりミニマリスト」と名乗っていましたが、「本当のミニマリストではないから、モノは少し多くてもいいか」という甘えになっている気がしていました。
そもそもミニマリスト・ミニマリズムは、人によって前提が違います。
何も50㎡以下の部屋に暮らす必要もありませんし、1番大切なモノを捨てる必要だってありません。
その人が「必要十分」と感じられるモノの質と量を極め、持ち物を自分の基準で決めていれば、ミニマリストと呼べるのではないでしょうか。
ただ、「ミニマリストになること」は決してゴールではありません。モノを減らして自分のやりたいことを更にハッキリさせ、人生を有意義に生きていけたらと思います。
とても良い本なので、気になる方は是非1度読んでみて下さいね。
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