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私が書く理由


スガカオルです。

私が書くことを始めたのは、実はずいぶん前からでした。
今日は私が書く理由について、思っていることをつらつらと書きしたためていきます。

私はなぜ書きたいのか、書いている理由があるのです。
そんなことをあなたと共有できたら嬉しいです。
しばし、お付き合いくださいませ。

解離性障害としての発信

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私は解離性障害として生きています。
これは変えられない事実です。


過去を思い出すと色々なことがありました。
言葉にするのも難しいことも、言葉にすることが憚れることもありました。
過去は変えることのできない私の生きてきた道です。

私はそれらを否定したくはないです。
そんな想いを持っています。

あなたはどうですか?
自分の生きてきた道が否定されたり、無かったことにされたとしたら。

私の中の記憶は空白があります。
思い出すことが出来ない記憶があります。
自ら無かったことにした記憶を抱えています。

まるで、自分自身を否定しているかのようでした。

しかし、そんな自分すらも抱えて生きているということが、解離性障害として生きている私自身そのものなのです。

色々な感情が渦巻く現実

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解離性障害の頭の中は“混濁”という言葉で表せることができます。
複数の人格(私の場合は複数の“私”たちです)がせわしなく会議室で討論をしています。
それもエンドレスです(笑)

そんな日常はへとへとになってしまいます。
しかし、“彼ら”は私が拾い忘れた感情を私の代わりに発してくれるのです。
そんな彼らを無視せず拾い上げてあげたいという気持ちがあります。

彼らはどうして混濁の海を渦巻きながらも、声を発しているのか?
やはり私が置き忘れた感情を取りこぼさないようにと声を上げてくれていると思うのです。

彼らのそんな言葉たちを紡いでいくことで、解離性障害というものを知っていただける機会になるのではないか?
解離性障害は大変なこともあるけれど、それだけじゃないんだよということを素直に知ってほしいと思っています。

まだ見ぬ大海原を進みたい

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私の中で解決が難しいことはたくさんあります。
複数あるトラウマ、難しい家族関係、解決することだけが最善ではないのかもしれないと思いながら葛藤する日々。
それをひとつひとつ解決していくためには多くの時間と莫大なパワーが必要です。

そのために私ができることは何だろう?
「ひとつひとつの感情を言葉にしていきたい!」
そんな気持ちが生まれました。
今の心境はそんな感じでこの文章を書いています。

まるで地図にない島を探しに大海原を旅するような気分です。

どんな感情も間違いではない。
ドロくさい生身の感情たちが私の中にあります。
それは出してはいけない感情ではない、それすらも私自身。

感情を押し込めて、ここまで生きてきました。
まだ感情を出すことが下手くそです。
それでも出してあげたいと思います。

そんな私をそのまま抱きしめる旅、私が書くことは大海原を旅して、冒険に出ることだと感じています。

これから色々な感情を書いていけたらと思います。
よろしくお願いします。

スガカオル


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