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【初心者向け】TOEICの勉強はこの3冊の参考書から始めてみよう!

「TOEICの勉強を始めたいけど参考書はどうしよう」
「調べるとおすすめがたくさん出てきて、どれを選べばいいか分からない」
「自分の目標スコアにあった参考書が分からない」
TOEICの勉強を始める人の多くはこんな悩みを抱えているのではないでしょうか。
参考書選びは非常に重要ですが、TOEICに関する本はスコア別、Part別など細かく分類されています。そのため初めて学ぶ人にとっては何を選べばいいか分かりにくいです。
そこでこの記事ではTOEIC800点以上を獲得した筆者が、実際に使っていた参考書をTOEIC初学者向けに紹介します。
結論、TOEICを初めて受ける人におすすめする参考書は以下の3つです。
1.TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
2.はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略
3.公式TOEIC® Listening & Reading 問題集

また本記事では上記の3冊を使った勉強方法について筆者の実体験をもとに紹介しています。
ぜひ最後までお読みください!


TOEIC初心者はまずこの3つの参考書を買え

どの参考書を買えばいいか悩んでいる人はまずこの3つを手に取ってみてください。
1.TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
2.はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略
3.公式TOEIC® Listening & Reading 問題集

この3つをおすすめする理由はTOEICで役立つ知識を網羅的かつ分かりやすくまとめられた書籍だからです。
これらの本で学べることはTOEICを受験する人すべてに必要なものであるため、多くの人のニーズに対応した内容になっています。
そのためまずは上記の3冊で基礎知識を身につけ、その後必要に応じて新しく参考書を買い足しましょう。
それでは1つずつ紹介していきます。

TOEICのおすすめ参考書①TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)


TOEICの頻出単語をまとめた単語帳で”金フレ”の通称で知られています。内容も目標スコア別に分けられているため、自身のレベルにあわせて学習ができます。
TOEICにおいて単語力は必須。そのため試験に出やすい単語に特化したこちらの単語帳はTOEIC初心者にとっては必需品といえます。発行部数は230万部以上であり、まさに大ベストセラーの書籍です。
音声ダウンロードもできるためリスニング対策にも使用可能であり、通勤電車の中などスキマ時間でも学習できます。
リスニング、リーディングのどちらにおいても単語は基礎知識です。そのためまずは金フレで繰り返し単語を覚えることから始めましょう。
同シリーズで「銀のフレーズ」「金のセンテンス」といった書籍がありますが、初心者向けや使いやすさを考慮すると「金フレ」が一番です。購入の際は間違えないように十分注意しましょう。


TOEICのおすすめ参考書②はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略


各Partの構成や傾向、対策を網羅的にまとめた参考書です。TOEICは出題傾向がはっきりとしている試験であるため、各Partの特徴を把握しておくことで効率的に学習を進められます。
本書は「TOEICではどういう問題が出るか」を分かりやすく解説しています。また各Partの攻略法についても丁寧に説明されており、初心者にとって非常に使いやすい参考書です。
こちらも音声ダウンロードができる書籍になっています。
私も実際に利用してみて、内容が分かりやすいことはもちろんですが、スコアアップのためのテクニックについても言及しておりとても参考になりました。
本書の最後には模擬試験がついているため、学んできたことの総復習として実戦問題に取り組めます。
TOEICという試験を理解するためにも非常におすすめの1冊です。


TOEICのおすすめ参考書③公式TOEIC® Listening & Reading 問題集


TOEICのテスト開発機関であるETSが制作した公式の問題集です。そのため本番さながらの問題に取り組めます。
TOEICは出題傾向が一貫しているため、慣れが重要だと言われる試験です。何回か試験を受けるとコツが分かり、正答率や解答スピードが上がっていきます。
そのため事前に本番に近い問題集に取り組むことで、テストの傾向を理解した状態で当日に臨めるでしょう。
使い方としては先に紹介した2冊で基礎を固めてから取り組むことを推奨します。また問題を解く際には本番と同じように時間配分を意識することも重要です。
TOEIC初心者の段階で時間内に最後まで解ききるのはほぼ不可能です(私も最後まで解けたことはありません)。そのため時間の管理はとても重要ですあり、自分が解ける問題を見極めて得点を稼ぐことも必要なテクニックの1つになります。
TOEICに挑む前の総仕上げとして本書を活用しましょう。


【実体験】参考書を使ったTOEIC初心者の学習ステップ

ここまで説明してきた3冊の参考書について、実際に私がどのように使っていたかを紹介します。

1.金フレで単語を覚えた

まずは単語力を上げることに注力しました。今振り返ってもどれだけ単語を理解しているかがTOEICでスコアを上げるための基盤であったと感じています。
勉強方法は1日に50単語程度をざっと理解してそれを何日か繰り返すというように進めました。人間の記憶は繰り返し学ぶ方が記憶に定着しやすいといわれているため、単語に触れる回数を多くすることが重要です。
少しずつ覚えてきてからは音声学習も始めました。リスニング対策という意味でも音に慣れるのは重要です。音声は短いセンテンスで再生されるので耳を鍛えるためにもおすすめします。
単語を覚えるにはとにかく毎日コツコツと続けることです。地味な作業ですがやった分だけ必ず効果は出ます。

2.Part別の問題構成、傾向を学んだ

単語をある程度覚えたところで「はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略」の出番です。
最初は問題に取り組むというよりも、本を読んでTOEICというテストを理解することに重点を置きました。これによって今後何を意識して問題を解けばいいかを明確にできます。
TOEICはすべて選択式も問題ですが、問題の特徴を知っているだけで不正解の選択肢を簡単に見つけたり、正解の選択肢が一瞬で分かるということもあります。
こうしたテクニックを知ることで効率よく得点を稼げるのでとても便利です。

3.Part毎に必要な知識を身につける

問題を解きながら不足している知識を補っていきます。私はリスニングに最初苦労したので、そのPartの問題を重点的に復習しました。また金フレの音声を使ってとにかく音として覚えることも効果的な学習方法でした。
人によって知識レベルの差が出やすいのは文法問題です。「はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略」にも文法の解説はありますが、専門書ではないため人によっては説明が足りないということもあるでしょう。
そういった人は文法に特化した参考書を新たに買うことをおすすめします。

4.とにかく問題を解く

試験形式に慣れることがとても重要なので、必要な知識が固まってきたらどんどん問題に取り組みました。
同じ問題でも何回も解いていると解答に行きつくまでの流れが身についてくるため、スピードが上がっていくのを実感できます。
また、参考書以外にも無料のアプリを使って演習に取り組みました。
私が使っていたアプリは以下の2つです。

ここではとにかく問題に多く触れて、TOEICの形式に慣れましょう。

5.公式問題集で総仕上げ

試験の2週間前くらいに公式問題集で実力の確認をしました。
より実践に近づけるために、最後まで解けなくても試験と同じ時間でいったん区切るようにしましょう(解けなかった問題はそのあとちゃんと取り組みました)。また各Partが終わった時点での時間を記録しておくことで、現状把握と時間配分の再検討に活かせます。
この時点でどれくらい正解できたかを参考に、試験本番まで足りないところを中心に知識を詰めていきました。

まとめ

TOEIC初心者が最初に買うべき参考書は以下の3つです

まずはこの3冊を使って基礎知識を身につけましょう。そうすれば平均点である600点も十分狙えるレベルに到達します(600点を目指す理由は別記事で紹介しています)。

英語学習はコツコツと続けることが最も効果があります。皆さんの目標を達成するためにも継続的に学習を続けていきましょう。


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