モモ 時間と心の関係

今更って思うかもしれませんが、やっと「モモ」を読みました。そして、この読んだ感覚というのを外に出したいな〜と思い、久しぶりにnoteに書いてみました。

児童文学の名著といわれているモモ。ミヒャエル・エンデさんという方が書いています。

モモと言われて全然なんの話か分からないかと思いますが、サブタイトルには、「時間泥棒とぬすまれた時間を人間にとり返してくれた女の子のふしぎな物語」と書いてあります。時間の話かな〜と思っていると、これがまたすごく深いお話だった!

モモは町外れの廃墟になった円形劇場に一人で住んでいます。モモは何も、もっていませんが、村の人々が食べ物を分けてくれたり、一緒に過ごしたりして、生活しています。モモは、何もできませんでしたが、唯一得意なことが「聴くこと」でした。人はモモに話を聞いてもらうと、なにに悩んでいたのか分からなくなり、けんかしていた二人もばからしくなってモモの前で仲直りするほどでした。そんなモモたちのもとに、灰色の男達の魔の手が忍び寄ります。この灰色の男というのは、人間の時間を奪って生きているという恐ろしい生物です。灰色の男たちは、「時間を節約して、将来のために貯めておけ。それが自分のためにもなる。」と人間をたぶらかし、人間から時間を奪っていきます。そしたら、世の中はどうなったんでしょうか。そんな灰色の男たちにモモは立ち向かっていくというお話です。

あらすじはこんな感じですかね笑
読みづらかったらすみません。笑

モモの中で一番好きな言葉です。

光を見るために目があり、音を聞くために耳があり、時間を感じるために心がある。もし、その心が時間を感じなかったら、その時間はないと同じだ。

ドキッとしません??

灰色の男達のセリフもきっと今の世の中に溢れている気がします。時間を節約しろ。効率的にしろ。成功するためには、行動しろ。なんか、そんな言葉に溢れていたら、時間がないって感覚どこかで感じませんか?自分はめちゃめちゃあります!!笑

でも果たして、1日自由に過ごしていい権利が与えられたとしても、なんか、余裕なく、あっという間に過ぎてしまう感じがします。やっぱり、時間は量でなく、心がどうなのかが大切なんですね。

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自分はその心を感じるために日々のルーティンを大切にしています。毎日同じ行動をしていると、なんか今日違うなという心の微妙な変化がよく分かります。

みなさんにおすすめしたいのが靴紐を脱ぐ時、解くということです!

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なんなんじゃそりゃ・・・笑

特に意味はありません笑
この意味のないことをルーティンにすると、よく心の変化が分かります。これは、自分の感覚なのですが、解いて出る時結ぶと気合入る感じするんですよね笑
でも、心に余裕ないときは、めんどくさってなります笑
そのとき、なんでこんなに焦っているんだ??と思うと、そんなあせんなよって自分に声を掛けてあげれます。笑
詳しくはこの記事見てみてください!

これは、別に全員が靴紐をほどいてむすべってことではなくて、自分の心を感じられるルーティンがあってもいいんじゃないかな〜と。

いろいろとりとめなく書きましたが、自分の感覚で、もうこの世の中は灰色の男の息がかかった時代かもしれないなと。だからといって、全員がモモになる必要はないとも思います。

本当に大切なことって、自分の中で「モモ」のようにふと気付かせてくれるなにかをもちつことなんじゃないかな思います。

もちろんめんどくさいって思ってもいいんです。そんな自分の心に気付くところからはじめてみたいです!

読んでいただきありがとうございました!

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