FinTech時代に改めて知っておきたいマネー・銀行・資本主義の歴史と変遷(第1部)
最近、FinTechとAIについてとにかく調べています。
とにかくこれらの技術がどんな変化をもたらすのか?様々な疑問が次々と湧いてきます。
「FinTechがどのように我々の生活に浸透するのか?」
「そして、我々の生活の何を変えるのか?」
「それによって金融システムはどのような影響を受けるのか?」
「資本主義は変わるのか?」
なぜ、こんなにも私がFinTechに執着するかと言うと、全産業に影響を及ぼす可能性がある新しい技術だと感じているからです。
一方、これらのことを知ろうとすればするほど、現代社会を形づくるマネー・金融システム・資本主義の根源的な成り立ちや背景を知らなければ、先を予測できないという事実に直面します。
そこで今回は、このGWかけて勉強していたことを全て再整理して、まとめました。
あまりにも壮大なテーマに着手してしまったので、はじめに言っておきますが、大作になります。
最初に、この第1部ではマネーの生い立ちから、銀行、デリバティブ、レバレッジ、仮想通貨まで金融システムの歴史と変遷について整理し、未来への考察をまとめました。
次回の2部では、この金融経済と実体経済を接続する資本主義の歴史と変遷についてまとめながら、マルクスに始まり、フリードマン、ピケティ、岩井克人から岡田斗司夫まで、新しい資本主義のあり方について考察を深めていきたいと思います。
そして、最終章の第3部で、シェアリングエコノミーやブロックチェーンなど新しい実体経済のトレンドからポストマネー、ポスト金融、ポスト資本主義について考えていきたいと思います。
ちなみに自分でいうのもなんですが、このnoteをまとめることは私にとって想像以上に有意義でした。自分の中では過去最高傑作と言っても過言ではないかと思います。(ただし、あくまでも自己満足であって、これが売れるか、あるいは読んでいただいて面白いかは別問題であることを先にお伝えしておきます)
おそらく読んでいただく方にとっても、本にして10冊以上からのエッセンスをまとめているので、大変読み応えのあるものになるかと思います。最後に索引を用意しましたので、自分の興味の惹かれる書籍(なるべくkindleを優先して紹介しています)や記事を読んでみてください。
今回は、とにかくマニアックであるものの普遍的なテーマなので、興味ある人に読んでいただければ幸いです。
あとで、全3部をまとめたマガジンもつくりますので、まとめ買いをしたければこちらをご購入ください。
第一部の内容(抜粋)
マネーとは何か?
銀行という発明
銀行の3つの機能
マネーとはXXである
現代金融経済を発展させた3つのテクノロジー
デリバティブとは何か?
デリバティブのもつ2つの効果
バブルの発生と崩壊の仕組み
シャドーバンキングとは何か?
マネーと仮想通貨/電子マネー/ポイントの違いとは?
金融とマネーの本質とは何か?
マネーとは何か?
さてマネーとは何か?という深淵なテーマに迫っていくためには、いくつかの予備知識が必要になります。
まずは、その起源について知っていきたいと思います。
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