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私が創り出したいのは「繁盛店」ではなく、その先にある繁栄でした。

宇宙一外食産業が好きな須田です。

 

 

最近の学びから得られたことを、少しシェアしたいと思います。

 

その前に、非常に嬉しく感謝にあふれたご報告をします。

 私の著書「絶対にやってはいけない飲食店の法則25」の増刷が決まりました。

 

ありがとうございます。

感謝しかありません。

 

これは多くの方に読んで頂いたこと、沢山の方のお手元に私の本が届いたということの現われです。

それを感じると、本当に感謝が溢れてきます。

ありがとうございます。

 

今回は3,500部を印刷するそうです。

 

最初は6,000部、2度目は3,500部、そして今回も3,500部と印刷するそうです。

 

累計13,000部となりますが、こんなに多くの方に読まれるとは想像もしておりませんでした。

 

本を買ってくださった方からのお問い合わせも、多数いただいております。

実際に、リアルで業務になったケースも多数あります。

 

USENさん主催のセミナーでも、著書を読んだ事をきっかけでセミナーに参加いただく方もいらっしゃいます。

 

逆にセミナーに参加したことがきっかけで、本を読んでみますと言ってくださる方もいらっしゃいます。

 

本当にうれしい限りです。

 

コロナが蔓延し出した2020年3月の発売でした。

 

出版に詳しい方には、タイミングが悪すぎるので売れないかもしれませんねと釘を刺されましたが、おかげ様で順調に売れている様子です。

 

私自身が一番驚いております。

 

今度、動画配信をしようと考えております。

 

いつも私をサポートして頂いているパワーパートナーの、モーリーこと森行さんとそんな企画を進めております。

 

テーマはズバリ「絶対にやってはいけない飲食店の法則25」に関して。

 

著書に書いてある内容の解説と、紙面の関係で書き切れなかったことを、私自身が解説をする形でお伝えしようと企画しております。

 

動画なんてやったことが無いので、もうお1人、専門家の方の力を借りて進める予定です。

 

新たに、私個人のFacebookページも立ち上げました。

 会社のFacebookページはありましたが、ほとんど活動報告はしていない状態でしたので、それを見た専門家の方からのアドバイスを受けて、新たな個人ページを開設しました。

 

このページの、ライブ動画を活用する予定です。

 

そもそもこのnoteに記事を書くことも、森行さんからの進言が有り始めたことです。

 

いつの間にか300本を超える記事を書くまでになりました。

 

最初は本に書く内容を深掘りしていくことを意図して書き始めましたが、今では飲食業に関するあらゆることを書き綴っています。

 

出版も動画もそうですが、これからはもっと多くのコンテンツを世に出していこうと考えております。

 

先日も書きましたが、私は、飲食業はブルーオーシャンだと感じています。

まだまだ成長できるマーケットが、ゴロゴロ存在しているようにしか見えておりません。

 

昨年お手伝いしたグルメドッグという新しいジャンルもそうですが、時代が複雑に絡まりながら進行している限り、常に新しいモチベーションは発生していきます。

 

その視座から見ると、飲食業はブルーオーシャンと言えます

 

これだけ成長している土壌があるので、新たなモチベーションに敏感に反応することが出来ると言えます。

 

この状況まで成長していないと、恐らく反応は起こらずに消滅していくと思います。

 

ですから、レッドオーシャンなどでは無く潤沢に成長したブルーオーシャンに感じるので、的確な戦略を打って行こうと思っています。

 

現在、いくつもの企画が同時進行しております。

 

そのどれもが、新しいテーマを世に問う企画となっています。

 

潜在的に消費者が感じていた不満や不安、解消したいテーマに切り込んだ企画となっています。

 

ここ数か月でいくつもの企画を立てて、クライアントにプレゼンテーションを行っています。

 

勿論その企画の源は、クライアントの中にあるアイディアや想いであることは言うまでもありません。

その芯の部分から派生して、消費者が潜在的に感じている敏感な部分に触れる企画を立てています。

 

すると、元々クライアントの中にあった想いが、予想してなかった方向へと進化することで、ほぼ同様の反応が複数のクライアントには見られます。

 

それは、「本当にこのお店が在るのなら、まず自分が行ってみたいです」「本当にこのお店が存在するなら、絶対にファンになります」と、表現こそ違いはありますが、多くはこういった内容の反応が返ってきます。

 

この段階では完全に消費者の立場でプレゼンテーションを聞いていますから、私としてはマーケットインを体感しております。

 

目の前の消費者がワクワクするのか、シンプルにこのお店に行ってみたいと思えるのか、ファンになっていただけるのかに注意をしながらプレゼンテーションを行いますが、どのクライアントからも同様の反応を頂いております。

 

ご自身の中にあったアイディアや想いを、私の視座を通すことで新たな企画として確立して行っています。

 

このようなことが出来るのも、著書のタイトルになっている、絶対にやってはいけないことの裏側に潜んでいる、提供者側の心理と消費者の心理の矛盾点を理解しているからだと、自分勝手に分析をしています。

 

元々の発想は提供者側のアイディアや想いですが、それの真意をくみ取り消費者の想いと合致させることで、成功確度の高い業態を創り上げております。

 

本を書くはるか前から、私はず~っとお客様を観察してきました。

お店で働くスタッフも、私と直接接した経営者も、間接的に知り合った経営者の方々も、ず~っと観察してきました。

ですから、クライアントの想いの奥底にあるテーマに、気づくことが出来るのだと思います。

 

その体験学習から得たことを分析して体系立てて書いたのが、私の著書です。

 

まだまだあるノウハウの中の1部を、お披露目したにすぎません。

 

 

話しは変わりますが、冒頭にお伝えした最近の学びのシェアを。

 

 

現在私は渡美塾に通っています。

 

皆さんご存じの、和民の会長兼社長の渡辺美樹さんが、塾長を務める私塾です。

 

森行さんは元々和民のカリスマ店長だったこともあり、人材育成のスペシャリストでもありますが、彼からのお誘いを受けて受講しております。

 

先だって2回目の講義が始まりました。

 

その講義のテーマが「理念」でした。

改めて、経営には理念が大事なことであると、3時間を要して伝えられました。

 

私も全く同感です。

 

このnoteの記事でも普段の活動の中でも、何度も何度もいつでも説いている事なので、私には非常に深く感じることが出来ました。

 

この講義の中で、10分間で自分自身の理念を考えるとうワークがありました。

 

10分間で考えて、希望者は発表をするというワークです。

 

勿論、森行さんも私も発表しました。

 

と言うのも、つい先だって森行さんのサポートの中で、改めて理念を整理しましょうと提案されて向き合っていたところでした。

 

私のステージがどんどん変化していくので、理念を再構築する必要があると指摘され、向き合っていたところでした。

 

そこで、新しい理念を構築しました。

 

理念は常に見直してバージョンアップすることが望ましいです。

 

勿論、ステージが変わったとしても不変の理念も有りますので、必ずしも更新しなければならないというわけではありませんが、時々改めて向き合うことは必要です。

改めて向き合って、その時に違和感があるのなら更新するタイミングを言えます。

 

私自身も改めて自分自身の理念に向き合うことで、新たな気づきを得ることが出来ました。

 

少しお伝えしていきます。

 

我々コンサルティングを生業(なりわい)としているものは、繁盛店作りを標榜している方が多数います。

 

実は、私は以前からこの「繁盛店作り」なるものに、強く深く抵抗感がありました。

 

勿論、これまでに繁盛店を沢山作ってきました。

作ってきたと表現しましたが、本音は私が作ったわけではないと感じていました。

 

私が作ったのは、繁盛するステージを作ったにすぎません。

 

繁盛店にしていったのは、あくまで現場のメンバーの方々です。

私が行ってきたことは、現場のスタッフの方々が効率よく働けるように、お客様の圧倒的支持を獲得できるように、ステージを整えてきたにすぎません。

 

という思いが、深くあります。

 

ですから、コンサルタントの方々が口を揃えて「繁盛店を作ります」「地域1番店に成りましょう」と言うフレーズ、キャッチコピーに嫌気がさしていました。

 

広く浸透してしまった言い方なので、私も使用することはありますが、本意ではありませんでした。

 

この「勝ちましょう」という意図に違和感があり、勝つためには敗者が必要と言うことに何故気づかないのか、という思いが有ります。

同業のコンサルタントの方々を想うと、もし、その敗者の方々から仕事の依頼が来た時に、また新たな敗者を作っていくビジネスモデルであることに、何故気づけないのかが不思議な現象として感じていました。

 

何度も言いますが、私の夢は「外食産業を40兆円にする」です。

 

すると敗者は、不必要なんです。

 

敗者は、存在してはいけないんです。

 

全店舗全業態が勝者とならなければ、消費者に最大の価値を提供できません。

 

あるお店に行くと“アタリ”で、あるお店では“ハズレ”、これでは駄目なんです。

 

何処のお店でも“アタリ!”とならなければ、それが消費者も提供者側もWIN-WINとなることだと私は信じています。

 

今回森行さんのサポートを受けて自分自身と向き合ったところ、感じたこと出てきたことは、私は繁盛店を作ることをゴールとしていなかったということです。

 

自分自身の奥深いところから湧き上がってきたものに驚いたのは勿論ですが、それは、意外性に驚いたのではなく真意に気づけたことに驚きました。

 

私が求めたいたこととは、繁盛ではなく、短期的な成功でもありませんでした。

 

私が望んでいたのは、繁栄でした。

 

企業の繁栄のみならず、人々の繁栄であり、地域の繁栄であり、ひいては日本の、世界の、この星の繁栄だったと気づきました。

 

それを、一文にするとこうなりました。

 

人々の幸福と繁栄、企業の組織の繁栄、地域と社会の繁栄、国家の繁栄、そして豊かな星の繁栄を想像し創造する。

 

自分がイメージすることは、すべて現実化させられるという理念が沸き上がりました。

 

そのために行うことも明確になりました。

 

それは、

 

私は自らの能力と情熱とあくなき探求心と欲をもってして、合わせて自らの組織の力と協力を得られる組織・個人の力を総動員し、必ずそれらを成し遂げる。

 

ということです。

 

 

総動員してWIN-WINとなる、全ての人々が繁栄を手にしていくということです。

 

今回の学びの機会と、著書の増刷を通して自分自身と深く向き合った結果、手に入った新たな大きな気付きでした。

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