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個人事業主日記 2022年12月1日

独立から1年と数ヶ月。発行してきた請求書の通し番号が100に達した。ありがとうございます。

これが多いのか少ないのか、早いのか遅いのかはわからないけれど、他人と比較する必要がないということはわかる。

とにもかくにも自分自身が続けていけるかどうか、目下の課題はそこなのである。

持続可能性ってあくまで「可能性」であって、実際どうなるかなんて蓋を開けてみなくちゃわからんわけで、そこは腹をくくらなくちゃなんねえわけですが、そんなもん生きていくってそういうことじゃんね。確たる数字は過去である。続いてきたという結果でしかなく、これからも続いていく保証にはならない。まあ、精神安定には多少の効果があるだろうが。

仮に、突如として事業を続けられなくなるという事態になったら。それはもう緊急事態なので仕方ないと割り切れる。最低限の備えをしておけば、あとは忘れていられる。むしろ日頃から気をつけなくてはならないのは、続いちゃいるけどこれ、上がってんの、下がってんの、ということだ。

避けるべきは「じり貧」である。続けながらも後退している、減衰している、削られている、そのまま続けていけばやがて手遅れになりうる状況。心身の健康、仕事への評価、人との縁、能力、やる気、などなど。じり貧のにおいに気がついたら即座に手を打たなければならない。最悪、やめてしまわなければならない。茹で蛙になる前に。やめることすらできなくなる前に。

守り的な意味では、気をつける。逆に、攻め的な意味でいえば、じり貧の反対を目指していきたい。すなわち

「じわ富」

である。

仕事が次の仕事を呼んでいるか。人の縁は澱みなくつながっているか。時間と金と体調と、自分のやる気のバランスは取れているか、理想をいえばよりよくなっているか。つまり好循環であるかってことなんだけど、そのスピードも大事な気がしていて。そりゃガンガン富んでいけたらウハウハだけれど、急に富んじゃうとバランスが崩れて、結局続けていけなくなるんじゃないかなと思ったりする次第である。経験も根拠もないけど、なんとなく。だから、じわ富。

姿勢王信頼の分散。じわ富。バランスを保つためのコンセプトを3つ言語化することが今年はできた。残り少ない2022年もよろしくどうぞ。


【おしごと】

KUMA'S FACTORY ウェブサイト

こども向けコンテンツに特化し、保育の環境づくりを支える東京のクリエイティブカンパニーKUMA'S FACTORY。ウェブサイトリニューアルに伴い「こどもはアートでよく育つ。」ほか各種コピーお手伝いしております。どんな時代や世界でもこどもたちに希望がありますように。


男山 すし専用日本酒「つまみつつ」

11/25発売。商品ネーミングお手伝いしました。ネーミング的には、すし屋さんで「『つまみつつ』いかがですか」とおすすめされたらいいな、と考えました。北海道鮨商生活衛生同業組合監修。すし職人さんたちがブラインドのテイスティングで選んだ、食中酒にぴったりのスッキリした純米酒。カギカッコさんのお仕事です。


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