見出し画像

我思ふ Pt.89

皆さん、ごきげんよー
いかがお過ごしでしょうか?
お久しぶりですね。


先日YouTubeを流し見してたら懐かしいPVが。


優しいものは とても恐いから
泣いてしまう
貴方は優しいから
誰にも傷が付かないようにと
ひとりでなんて踊らないで
どうか私とワルツを

失う時が いつか来る事も
知っているの
貴方は悲しい程
それでもなぜ生きようとするの
なにも信じられないくせに
そんな寂しい期待で


私と同世代の方はもうおわかりですね?

そう、鬼束ちひろの名曲、「私とワルツを」の一番と二番のサビですわ。

鬼束ちひろ…
年齢はこのあたすと一個違い。
彼女がこの世に旋風を巻き起こしたのはやはり「月光」ではないだろうか。
数多の闇属性女子を虜にしてきた鬼束ちひろ先生の名曲はたくさんあるがあたしはやっぱり「私とワルツを」が一番好きですね。

夜中から明け方と推定されるビルの屋上らしき場所で頭に何か葉っぱ乗っけて、ペラペラのワンピに裸足という出で立ちで目を剥いて歌い狂うPVは、曲、歌詞も霞んでしまうほどのインパクト。
間奏部分では一人でワルツを踊り始める。
その様は、まさに可視化された狂気。

あたしお得意の歌詞にツッコミを入れて悦に入るという芸当も彼女の曲にはできん(笑)

あぁこの人の曲ホントのホントに久しぶりに聴いたけどやっぱ病みますねぇ(笑)
年齢制限を設けたいほどの病み曲だと思う。
いい意味でね。

病ませようが、元気づけようが、形はどうあれ人の感情を揺さぶっているのだ。
それは凄い事なのだよ。
この人も色々あったんだろうけどあたすにとっては尊敬するアーティストの一人だぜ?
また活躍する事を切に願う。

話は飛びますが、お盆ですな。
あたしはこれといってやる事はない。
仕事だしね。
古き良き時代は皆で休んで、先祖を迎え、先祖を偲び、そしてまたねと送り出す。
なんと美しく切ない文化だろう。
現代じゃお盆だからってそんな事すら許されずに働き、動き回り、故人を偲ぶ暇なんざありゃしねぇ。
時代は変わっていくもんだから色々言ってもしょうがねぇんだが、少しばかりさみしい気もするね。
はぁ…こないだの我思ふ Pt.82で触れたけど、

今年は墓参りでも行ってみますかね。
長いこと先祖にツラ見せてなかったからな。
もうあたすのツラなんぞ忘れちまったかな?
忘れたなら忘れたでいいや。

信じられるかい?こんなおっさんがあんたらの子孫なんだぜ?
これからちょくちょくツラぁ見せるから今までシカトしてた事は勘弁してくんな。

と、一つ頭を下げに行こう。

2022年8月14日

我思ふ




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?