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OODAループのまとめ

最近PDCAと比較されるOODAループ
自分なりに調べた結果をまとめてみます。業務を回すことで四苦八苦している現場担当者の方に読んでいただければ。
OODAループの考え方を活用し業務を円滑に遂行し自走できる組織を創りましょう!!


OODAループとは

Observe(観察)、Orient(状況判断)、Decide(意思決定)、Act(行動)の4つの行動の頭文字をとったもの。指揮官のあるべき意思決定プロセスをわかりやすく理論化し、それをOODAループと呼ぶ。もともとは軍事での意思決定プロセスであった理論をビジネスに転用した。

刻一刻と変化する現場への対応で、上司の判断、命令を待っていては、機会損失を招くだけでなく、特にこのアフターコロナの世界で、生き残る為には、スピーディーに意思決定を行い、新しいものを取り入れていく環境が必要となる。その為にOODAループを勉強し、自走できる組織の構築に役出てほしい。

Observe(観察)

まず初めにObserve(観察)からスタートをします。問題の起きている現場で現場作業の流れや、顧客の動向などを調査することを行います。
ここでは、「事実ダケ」を観察し自分自身の考えや、過去からの推測は必要ありません。
事実だけをメモするようにしましょう!

例えばピッキングする際の、棚までの歩数、1hあたりのorder処理件数、一回に引き当たるアイテム数等…。
データとして取得できる物は全てメモに書き留めるようにしましょう!

Orient(状況判断)

前段で集めた情報を元に、どのような問題が発生しているのかの状況判断を行います。
例えばOrder件数が少ないのにもかかわらず、ピッキングに時間がかかりすぎている等。
歩く工数が増えているのか?引き当たったアイテム数が多いのか?どのように改善していくのか方向性も含めて判断をしていきます。

Decide(意思決定)

ここでは、問題に対する改善策を決定していきます。
前段での問題で例えば歩く距離が長いことで、時間が掛かっていたとします。歩く距離が短くなれば改善される場合、棚を近づける、それともバラバラにピッキングするのではなく、まとめてピッキングする改善策の実行を決定します。

Act(行動)

前段で意思決定した内容に基づき実際に行動に移します。
棚を近づける等。

以上がOODAループの流れになります。これはPDCA同様一度行うだけではなく、継続的にOODAループを実行し、微調整を加えながら修正していく事により最大限の力を発揮できる組織に成長していくでしょう。

自分なりにOODAループを実践

この問題は物流現場で長時間労働が問題視されていた為、原因を分析し業務プロセスの変更を行った際に、ツイートした履歴です。
この時は、2週間分のOrderデータと、引き当てデータを確認し、特定のアイテムのみが出荷対象となっていたことを発見し、よく出荷されるアイテムのみピッキングしやすい場所に集める手法を取りました。

最後に

OODAループについて今回はまとめてみました。組織全体で、この手法を、取り入れることにより、各々が自身で考え調整修正し、その時々の判断で動ける組織が出来上がります。是非一度、ご自身の組織でも、OODAループを取り入れて、自走できる組織をつくってみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。不定期ですが自分の経験したこと感じたことを発信していきますのでよろしくお願いします。

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