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[本要約②]「もう歩けない」からが始まり――自衛隊が教えてくれた「しんどい日常」を生きぬくコツ

〜深夜は魔の時間〜

・みなさんにとってもあるあるだと思うのですが、夜になると気持ちが不安定になりやすく、不安を感じやすくなると思います。さらに肉体的にも精神的にも疲労がピークに達します。

・現代社会では当たり前のように電気があるので真夜中になっても明るくなり、真っ暗闇を体験することを避けようと思えば避けられます。

・しかし、人間の本能として真夜中は不安になりやすくなっているので、「みんな真夜中は不安になる」「不安になるのは自分だけじゃない」そこを知っておくことで気持ちがラクになるかもしれません。

〜限界に近いサインを見極める〜

・"[本要約①]「もう歩けない」からが始まり――自衛隊が教えてくれた「しんどい日常」を生きぬくコツ"の方で「もう歩けないと思ってからが始まり」という考え方は辛いときに有効であるとお伝えしました。

・しかし本当に肉体的に限界が近づいているときに「ここからがスタート」と考えていると倒れてしまいますネガティブな気持ちはある程度「考え方」でカバーできるのですが限界を超えてしまうと身体に異変が起きます。なので「我慢の限界」を見極める"5つのサイン"があります。

1つ目→「厳しい状態が楽しくなる」

潰れてしまう人で多いパターンとして"厳しい状態を乗り切るために「ハイ」になっている人"です。「残業を苦しいと思ったことがない」「仕事こそが喜び」など"超ポジティブ"な言葉が口グセの人はある種働くことで脳内麻薬が放出されてハイになっている状態といえます。このように一種の錯綜状態になっているとさらに仕事を増やしたりしてその"反動で潰れてしまう"ことが多くなります。

2つ目→「感情の振れ幅が激しい」

落ち込んでいると思ったら、急に明るくなったり、また落ち込んだりしている人には注意をしましょう。

3つ目→「生活がおろそかになる」

今までは問題なかったのにある日、「少しだらしくなった」という印象を持つようになった人がいたら要注意です。まだ仕事に影響がでていないだけで、すでに生活がおろそかになっている可能性があるからです。部屋が荒れている、カバンの中が汚い、ワイシャツの襟が汚れているがサインになります。

4つ目→「人と話すのが怖くなる」

「自分は無能だ」「情けない」と考えて、人との会話も怖くなる人もいます。「人と目が合わせられない、報告が怖い」という症状がでてきたら限界が近いサインです。

5つ目「食欲がまったくわかない」

ストレスが強くなると交感神経の働きが高まり食欲がなくなってしまうのでこれもサインになります。

その他

意味もなく涙が出る、朝起きることができない、夜眠れない、手足がしびれる、めまいがするなどは身体が「休め」と言っているサインになります。

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