乳ガン日記33 ～毛根、復活の兆し～

 こんばんは。Ottoです。
昨年11月に乳ガンが発覚、半年前に手術、先月に抗ガン剤治療を終了、約3週間前からホルモン療法を開始、放射線治療は3日目です。
過去の日記は下記のマガジンから御覧頂けます。

Ottoの乳ガン日記まとめ｜Otto@乳ガン病期ⅡA（ホルモン感受性、ルミナールB）｜note

今回は放射線治療の話でなく、抗ガン剤の副作用で脱毛した体毛のその後について綴ります。

抗ガン剤の副作用により身体の毛という毛が抜け落ちてしまった私。
外出時はバンダナと帽子をかぶり（バンダナ無しでは汗がベタつくので、インナーキャップとして必須なのです）、眉毛も描画が不可欠な生活も慣れたものの…。
やはり「髪はいつ生えてくるのか？」という疑問や不安は少なからずありました。

いつまで頭も顔もツルツルなの…？

でも抗ガン剤治療を終えたのは先月だから、まだまだ再生に月日を要するよね…？

もし戻らなかったら、どうしよう…？

「いつか体毛はまた生えてくるはず」と分かっていても、何となくモヤモヤしてしまうことが時々ありました。
しかしながら、とにかく信じて、健康的な食事、頭皮の保湿ケア、頭皮マッサージを繰り返していました。
季節も季節なのでUV対策にも気を遣いつつ。
最近は脳からビビッと指令が出るのを期待して「毛根よ、復活しろ！復活してね！復活してください！お願い致しますッ！！何卒ッ！！！（脳内スライディング土下座）」と念じたりもしていました（笑）

そんなこんなで今月も後半になりました。
ふと気付いたのは先週くらいからでしょうか。
頭皮や、眉間寄りの眉が、ほんの少しだけ青っぽくなってきました。
そう、よく見ると髪や眉毛が生え始めてきたのです！

2022年7月21日 撮影

お分かりいただけますでしょうか。
写真では分かりにくいかもしれませんが。
幸い毛根は地道に復活し始めているようです！
まだ長さ1ミリにも満たないような、細くて柔らかい毛が、ちゃんと生えてきております！
やったね！！

なるほど、以前に美容師さんが仰っていた「赤ちゃんのような毛」とは、このような感じなのですね。
抗ガン剤治療を終えて1ヶ月過ぎの今、この毛根の再生は良い調子だと思われます。
4ヶ月間に及ぶ抗ガン剤治療のダメージから回復し始めていることが可視化されると、やはり嬉しいものですね。
本当に今まで乗り切れたものだと、また自分を褒めたくなりました。
鏡で自分の顔を見るのも楽しみになってきました。

私の毛根、この調子で今後も頑張れ！

これからも栄養ある食事、肌の保湿ケア、マッサージを継続してまいります！
今日の日記は以上です。
また更新してまいります。