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ピラティスって何なの?っていう話



ピラティスが生まれて、100年。

モデルや俳優、スポーツ選手までこぞって実践するピラティス。
最近はBLACKPINKのジェニーやIVEのウォニョン等、韓国アーティストもピラティス愛好家が多く、日本でもだんだんとピラティス人口が増えてきています🍑

何が魅力で、どうしてここまで世界で広がっているのかまとめたいと思います✍🏻(独自調べ)

VOGUE Japanの記事↓
とっても分かりやすいのでぜひ読んでみてください📃

現在の「ピラティス」は、ドイツ人のジョセフ・ピラティス氏によって1919年頃に誕生しました。ピラティスとは創始者の人名なんですね。
(よく迷われるインドを起点とするヨガとはまた別物なんです)

当時ヨーロッパは戦時下。敵国人として収監されてしまった収容所内で、ピラティス氏が精神的・肉体的に疲弊している人々を救うところから始まりました。

現在のピラティスで広く使われているマシンは、なんと収容所にあったベッドを改造して作ったところから始まったんです。ピラティス氏の執念を感じるエピソードです…👩🏻‍⚕️

Reformer


この収容所内でピラティス氏の指導を受け実践した人々は、誰も病気になることなく、戦前よりも健康であったと言われ、伝説として語り継がれています。

そんなピラティス氏。終戦後の1919年に自由の身となり、この療法(=ピラティス)を広めるために動き出します。
ちなみにピラティス氏はこんな方。(▼写真左側の男性)
右側の立っている女性は、ピラティス氏が療法を広めるためニューヨークに向かう船上で出会ったという、看護師で妻のクララ氏。(なんか素敵エピソードですよね🤍)

Photo: Michael Rougier/The LIFE Picture Collection via Getty Images/ Getty Images
出典:https://www.vogue.co.jp/beauty/article/2019-08-05-pilates-cnihub

こうして、アメリカ・ニューヨークに1つ目のスタジオを設立。
「カラダのアライメントを整える」ピラティス氏の療法は、強靭でかつしなやかな身体を必要とするプロのダンサーやバレリーナ等の支持を得るようになり、
ヨーロッパ、アジア・・・と多くの人々へ広まっていきました。

現在のピラティスはモダンピラティスとも言われ、ピラティス氏の弟子によりいくつかの流派ができています🛋
そのうち日本でも、「どの流派のピラティス受けてる?」なんて会話が増えてくるかもしれませんね:)



他のエクササイズとの違い

一般的なジムでの運動と異なるピラティスの大きな特長は大きく2つ。

  • インナーマッスルを鍛えられる

  • 背骨や骨盤などのアライメントを整える

「インナーマッスルって何ぞや?」
というと、身体の内側に位置する深層筋や代表的なものだと体幹筋と言われるもの。「体幹」は多分皆さん聞いたことがありますよね。
背骨などの骨の近くにあり、姿勢や内臓を支えているとっても大切な筋肉たちです💪🏻

一般的なジムでは、このインナーマッスルではなく、カラダの表層部にあるアウターマッスルをメインに鍛えることが多いのですが、外側だけ強く内側が弱いと、カラダを痛めやすくなってしまいます。

なので、まず「背骨や骨盤など骨を正しい位置に調整し、内・外バランスの取れた健康的な体作りをしましょう」というのがピラティスです◎
老若男女問わずおすすめをしたい、合理的かつ効率的な運動なんです!

プロのバレリーナ・スポーツ選手などがピラティスをこぞって練習に取り入れている理由は、この「痛めにくく、内側から支える力持つ強い体」を作るためにあるんですね🩰



ピラティスの効果

インナーマッスルの働きなどにより、下記のような効果が得られると言われています。

【ピラティスで期待できる効果】

  • 姿勢がよくなる🚶🏻(ので、腰痛や肩こり予防・解消になる)

  • 基礎代謝が上がる🔥(ので、太りにくい体質になる)

  • アンチエイジング(内臓下垂など、老けて見える要素を減らせる)

  • 運動機能が上がる(日常生活はもちろん、あらゆるスポーツの元に)

  • 体幹が安定する(バランスよく身体を使えるようになるので、痛めづらくなる)

  • 内臓の働きが活性化(インナーマッスルが内臓を正しい位置へ戻すため)

  • 集中力アップ✍🏻(胸式呼吸は交感神経を優位に)

などなど。沢山の効果があります。
他、スタジオでお客様からよく聞くのは、
「頭がすっきりする(ピラティスは力任せに動くのではなく、頭も使うので全身運動と言われています。集中状態になるので、終わった後はすっきり!)」
「疲れにくくなった(基礎体力が上がるため日常生活がしやすく感じる)」
「痩せた(姿勢がよくなり、普段の生活から体幹を意識できるようになったため)」があります。

レッスンを終えてスタジオから帰られる時、皆さん思った以上に良い顔になって帰られるので、日々嬉しいなあ素敵な1日になりますようにと思っております🛋


やってみたいけど。どうやってスタジオ決めればいい?

ピラティスの種類は、大きく2つ。マットの上で行う「マットピラティス」と「マシンピラティス」があります。
マットの方が一見簡単そうに見えますが、実は初心者の方こそマシンピラティスがおすすめ🔰理由は、マシンが動きをサポートしてくれるからです。

次に迷うのがグループレッスンとパーソナルレッスン🛋️
これは目的により少し変わってくるのですが、すごく簡単に言うと

● 運動を習慣化するために回数通いたいなら「グループレッスン」
● 回数が少なくても自分のペースで進めたいなら「パーソナルレッスン」
がおすすめです🌟

グループレッスンは15名を超えるような大人数と少人数制がありますが、大人数だとなかなかインストラクターが見きれず細かく教えてもらえないので、初心者の方はピラティスの効果をしっかり得るためには8~12名以下の中少人数制が特におすすめです。
(1回当たりのレッスン費も抑えつつ、効果も得やすいちょうどいいラインかと思います)

グループレッスンは、気分に合わせて自分の受けたいレッスンを選んで、音楽に合わせながら、みんなでできる一体感も楽しいポイントです✨

パーソナルレッスンでは、「自分のカラダの癖を知りたい」「ここをこうしていきたい」等しっかり自分の体に合わせてやりたい方におすすめ!インストラクターを50分間独り占めできるので、しっかりと教えてもらえます。充実感たっぷりなのが良いポイント🌟

個人的にはグループレッスンを週2-3回の日常の運動として使いつつ、たまにパーソナルレッスンで成長をチェックする、なんて贅沢な使い分けもおすすめです🗝️



最後に、あの名言・・・

まさにピラティスを表す、ピラティス氏のとっても有名な名言を。

In 10 sessions you'll feel the difference,
in 20 sessions you'll see the difference, and
in 30 sessions you'll have a whole new body.

- 10回で気分が良くなり、

   20回で見た目が変わり、
   30回で身体のすべてが変わる。

Joseph H. Pilates

人生は(たぶん)1度きりなので、できるのならば有意義に全うしたいものです😌まずはぜひピラティスで自分をしっかり整えて、内なる美(強さ)を引き出しましょう🌿

わたしたちは、もっと自由で、もっとうるわしく。




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