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indigo la Endに出会った話

indigo la Endが好きだ。

私の生活に欠かせないアーティストである川谷絵音のバンドの一つで、私が高校生だったときから好きでい続けているバンド。

実は私がindigo la Endを好きになったのは当時の好きな人がきっかけだった。

その人は高校生の私にとってとても大人びて見えて、今まで出会ったことのないタイプの男性だった。明るく話しやすいのにどこかミステリアスでそれでいて音楽に長けていて、好きになるのにそう時間はかからなかった。

そんな彼が愛してやまないアーティストこそが川谷絵音だった。私は好きな人がよく聴く音楽に簡単に影響されてしまうタチなのですぐに川谷絵音の音楽にハマった。でも、川谷絵音は今まで聴いてきた音楽の中で群を抜いていた。

こんなに耳に残るメロディも心を抉られる言葉選びも出会ったことがなくて、あっという間に絵音さんの虜になった。そして、絵音さんのバンドの中でも私の心を一番動かしたのはindigo la Endだった。

自分がまだ知らない次元での失恋を重い言葉と爽やかなメロディで表す彼らに惹かれたし、そんな音楽を好きな人と語り合えることが幸せでならなかった。

その彼から彼女ができたと嬉しそうに報告された日の帰りに聴いたのも、その後新しい恋愛に重ねて聴いたのもindigo la Endだったし、彼らの音楽は私の青春と一緒にいた。いや、いる。

今も彼らの音楽は私の日常に溶け込んでいるしこれからも私は彼らの作る音楽を追い続ける。

ありきたりな言葉だけど、彼と同じ時代に同じ国に生まれてその音楽を聴くことができる幸せを、できるだけ長く持ち続けていたい

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