反応しない練習
Kindle版
単行本版
少し前によく見かけたこちらを最近読み進めていて、今回はそのnoteです。
1.欲がイライラの要因になるんですよ
はじめに目に留まったのはこちら。人間は欲深く、それが満たされないからイライラさせるんでよという。
それはわかるけど、じゃーどうすればいいの?
うえの文章が目に留まった瞬間に出てきたのはこれ。
わかってはいるんですよ。わかっては。そしてそれをどうすればいいのっていう私がたくさん読者になることを想定していたと思います。丁寧に解説されています。結果、この本から離れた瞬間はすっと落ち着いている私がいます。
2.読みやすい仏教の言葉を引用している
表紙をみてふっと目につくのは「ブッタ」。そうなると何やら難しい仏の言葉を引用してくるのかなと私なら身構えます。それをうまく受け流してもらいました。全編通して読みやすく、平易な文章で構成されているので日頃から文章とあまりお友達ではない、情報満載となるとすぐオーバーフローする私にとっては読みやすかったです。
3.それでいて、立ち止まって日常を振り返る瞬間がある
書いてある文章が平易なので、読み進められる。そうなるとあっさりしているのか?となるのですが、そんなこともなく。きちんと自分の日常を振り返ろうとする瞬間があります。尊い文章とでもなく、日常に降り立った文章のため、自分だとどうかな?こうかな?と考える時間をとっていました。
そのため、すっと入ってくる感覚がありました。
4.(まとめ)体得したらいかに楽になるか
繰り返しですが、読む難易度としてはかなりやさしめです。
どちらかというと漫画やゲームで流れてくる文章であれば大丈夫なのですが活字となると苦手という人にとっては新書感覚で読めると思います。
そして体得するのには時間がかかりそう。また座禅や瞑想を通じて訓練することでさらに体得するものなのかなと感じています。
私の手帳には「座禅を体験する」としっかりメモがあるので、座禅のできる場所を調べてみようと思っています。
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