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ことばについて、おもうこと(thinking for languages)

おはようございます。先日の記事で、日本語を学ぶ「学べる文字アート」のことを書いたとき……。

学習障害、または読み書きをすることが困難であるひとびとのことを書いた記事がnoteさんの私の記事に「こちらもおすすめ」でひもづけされまして(今はひもづけが解かれたようです、ランダム表示なので)。

すこし学習障害、あるいは外国からの来訪者で母語や母国語が日本語でないため、長期滞在の場合や、永住可能な資格へと切り替わっても日本でアウェイな環境に陥る状況についてなんらかの改善提案を出来ないか、考えてみます(Thinking time)

アンサーのひとつとしては、noterさんのこちらの記事があるかと思います。

日本語は世界から比べると、とても難しい言語です。耳で聞いて、相手の感情を察して適切な話題を交わすということは出来ても、文字としての日本語が読めない、書けないために、海外の高度スキル人材がまったくの単純な労働に就く。

そういうことがざらにあります。

特に漢字。中国のひとが勉強しようと思っても、母国の中国語の漢字と似ているのでニュアンスは分かっても、読みが全く違う日本のことばがふたつもみっつもつながって、それぞれ意味が違う、ということに困難さを感じるほどの難しさなんです。

英語は発音と、日本語の五十音の半分ほどのアルファベットを覚えて、音読みとスペルを合わせていけばなんとかなりますが、同じ文字で読みが違うという漢字は、古来の読みをその都度日本で大切に残してきた結果でもあるのですが、現代に英語、あるいは簡潔になった中国語の能力の何倍もの習得難易度があるんです。加えてひらがなとかたかなと。

古来の中国語もちゃんぽん、英語もカタカナ用語でちゃんぽん、そりゃ、読めない書けないは学習障害というより、難易度の高い環境への適応を諦めてしまっちゃったりもするよね、という。

どちらかといえば最近のスマホ中毒になってしまい、なんでもボタンのポチっとなで解決できる、と思っちゃった日本人よりもウェットで優しく繊細なコミュニケーションの出来る、外国籍の方々に会うたび、そこを痛感していました。

そして今回の学べる文字アートの展示で、子どもさんたちにも、読めない・書けないの困難が、ひとによってはある状況を知り。

学校側では努力でなんとかなる、と大量のプリント宿題を出すだけで精いっぱい、個々の勉強する必要のあるスキル、に対応するということも人員不足で出来ずに先生も疲弊する、という状況を聞くにつけ、なんとかならんもんかと思ってたんですが。

noteさんの「学習障害」のキーワードをもとに、現場でいろいろと動かれている方々の記事を今回読むことが出来まして。

学習障害と判断される子どもさんたちや、言葉のやりとりだけを主にしてきた外国籍の方々への日本語習得支援がインターネットのシステムを使ったアプリによって、スマホやタブレットを学習用端末として使いこなし、音声の聞き取りや優秀な翻訳ソフト(アプリ)などで学ぶ楽しさ、を身に付けていく時代はこれからだ、と感じます。

もちろん、日本の各地における実際の学習障害と判断されてしまった子どもさんたちや外国籍の日本移住が長い方々への地域による支援も欠かせません。インターネットとリアルワールド、双方の支援があって、良い未来へ続いていくのだと確信しています。

ウクライナから避難してきた方々への支援が、翻訳アプリやウクライナと日本双方の現地のひとたちの協力によって始まっていることも考えると、これからタブレット端末全員所持時代となっている日本の小学校や中学校の義務教育は、日本の悪さ、とされる同調圧力の強制や、自由な発言をしないという消極性が改善されていき、そして日本へ移住してきた方々への日本語習得の支援方法も、各段に良くなっていく未来となるでしょう。

ことばについて、調べて思ったことを、今回はつらつらと書いてみました。

この「つらつら」もオノマトペ(擬音)で、つららとつらつら、は聞いていれば一瞬で分けられますけど、画面表示で読むと、どちらも同じように見えますよね(^^;)

ほんとに、日本人でも日本語って難しいよねぇ、って思います。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。

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