手放した日。
11月27日。
ネイルサロン経営協会の理事を辞めさせて頂くことにしました。
以下、その経緯を記していきます。
そもそも何故、理事になったのか
もともとネイルサロン経営協会(NMA)の前身、ネイルグランプリ(NGRA)の実行委員として2年目(2013年)から活動させて頂いた私。
2018年、団体名称が変わり、活動もこれまで以上に多岐にわたることになるということもあり、既存Webサイトのリニューアル要員として、広報担当の理事メンバーとして活動させて頂く運びとなりました。
ただのいち個人事業主が何十店舗も抱える大手ネイルサロンを動かす方々の中にいるなんてとにかく場違い過ぎてもう違和感しかありませんでしたが、Webサイトのリニューアル要員としてと割り切り、理事として関わらせて頂くのは任期の2年だけとはじめから決めていました。
きっかけは些細なことから
8月28日にリニューアルが終わった、ネイルサロン経営協会公式Webサイト。
(2019年11月27日現在はこのようなトップページです(タブレット版))
9月17日の理事会をネイルコンテストにより欠席し、10月3日にZoom会議があることを知らず(議事録に日程が記載されていなかった)仕事で欠席し、Chatworkで流れてくる議事録を眺めていると
突如、下記の文章が目に飛び込んできました。
え、出来上がっていないって?
誰かに頼んでって??
どういうこと???
さらに続いて。
見積もり????
なんだろうこれ…。
Webサイトリニューアルまでの日々を全否定されたようで一気に力が抜けていくのを感じました。
あー…糸がプツンと切れる感覚ってこれか…。
10月6日には見積もりがあがってきて。
かっこいいーって。
かっこいいーって、
何←
広報って、Webサイトって、
私が担当させて頂いていたんじゃなかったんだろうか…。
私が把握しきれていない間にどんどん話が進んでいっていることが本当に悲しくて悲しくてショックで。
泣きました。
…しかも協会として支払える力もある模様(なるべくお金をかけたくないからという理由で無料でリニューアルさせて頂きました)
私個人がお金と時間を費やした意味は…!?
正直、虚しくなりました。
後日、文章にて理事長に経緯を説明して頂きましたが(経緯については納得)、
その経緯をこちらから聞くまで何も言って頂けなかったこと、
わからないまま話が進んでいったことに疑問と同時に不信感が芽生え…。
この苦しい気持ちのまま任期が終わる2020年6月まで続けていくのは難しいと考えました。
どうして辞めるまでの決断に時間がかかったのか
そんなわけでもう必要とされていないし辞めようと思ったのですが、引っかかることがいくつかあり、なかなか踏み出せずにいました。
◎期の途中で辞めることにより、迷惑がかかるのではないか
⇒この数か月、広報から出させて頂いた提案が進展したことも特になく(=それほど重要ではないということ)、本部のチラシや支部のセミナーなどの申し込みフォーム等もそれぞれが作成していること、更新方法などの引継ぎをしようとしていたWebサイトも外部の方にお任せする話が出ていることから私がいなくなっても困ることも混乱もないだろうと判断
◎期の途中で辞めることにより、投げ出したと思われるのではないか
⇒相手が私のことをどう思うかは相手の課題であり、他人の目を気にするより自分の思いや気持ちを大切にするべきと判断
◎今後も仲良くしていきたい理事の方が2名ほどいる
⇒ご縁があればこの場所以外でもでもまた繋がれるのだから特にここにこだわることもないと判断
◎理事長からお話を伺いたかった
⇒私のスケジュールの都合上お会いしてお話をするのは難しい、電話は相手の時間を使うことになるので苦手、ということで理事長の言う「認識の違い」を文章でもいいから聞かせて頂きたかったのですがそれも叶わないまま月日だけが過ぎていき、話す気が無いのだと判断
改めてひとつひとつを自問自答していくとすべてが引っかかるようなことでもないことがわかり、ようやく辞める決断ができました。
受ける側の主観です
理念やVISION、MISSIONに賛同し、自分の中での「何の為に?」があっても不信感ひとつで続けられなくなることもあるのだと知った今回の件。
もちろん、立場が変われば見方も変わるので、理事長や他の理事メンバーからしてみれば「そうじゃないよ」というご意見もあるのでしょう。
でもどなたからもお話を聞かせて頂けていないので、私の解釈はこうなりました。
きちんと話をする時間が取れなかった私にも悪い面はあります。
そのうえでできるだけ冷静に、今回の件を見つめ直し、自分の気持ちと向き合いながら書かせて頂きました。
理事メンバーとして活動させて頂き、実行委員の頃とはまた違った貴重な経験をさせて頂いた約1年。
Webサイトのリニューアルという大きなお仕事を任せて頂けたことは本当に感謝しています。
ありがとうございます。
ですが違和感が不信感に変わったいま、苦しい気持ちのまま続けていくことはどうしてもできない。
この1ヶ月はとにかく早く辞めたいとしか思えなくなり、何度も何度も泣きました。
この先も私が私らしく笑顔で過ごす為に、任期途中ではありますがこの場所を手放す、という決断をしました。
この経験もいつかどこかで役立てることができるよう、記録として残しておきます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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