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(うつ病・リワーク日記)言語と態度の不一致は混乱を招く

 2度目の復職準備中に書いています。

 私が通っていたリワークではコミュニケーションに関する知識を深めることができる講座がありました。コミュニケーションに関しては企業でも様々な研修があると思いますが、リワークならではの内容で興味深いものでした。
 その中で、印象に残った、大切にしたい話。


怒った表情で"勝手にしなさい"はダメ

 人は、コミュニケーションを言葉(言語)だけで行いません。むしろ、表情や身体の動き(非言語)の方が相手に伝わることが多い。

 コミュニケーションにおいて、非言語要素はとても重要です。頭では分かっていたつもりだった私に、ハッとさせられる話があった。それは、

 「子供に向かって、怒った表情で、怒鳴って、『勝手にしなさい!』と言う場面、ありませんか?

というもの。

 これは、コミュニケーションにおいて非常に良くない、やるべきではない、という事例だった。

人は言語内容と非言語要素の不一致で混乱する

 なぜ、ダメなのか。

 それは、言語内容と表情や身体の動きといった非言語要素の不一致があるコミュニケーションは、相手を混乱させ、不信感を与えてしまう、から。

 自分が幼い頃。

 "勝手にしなさい💢" と言われたから勝手にしてたら、「まだ分からないの!!💢」と更に怒られた。という記憶がある人はいると思う。そして、どうして良いのか分からなくなる。混乱する。

 これは、子供だからってことではない。

 コミュニケーションが言語/非言語不一致の伝え方だったから、当然の結果なのだという。

 私の場合、職場のコミュニケーションでは、とても気を使っているのでこういうことは生じ難い。だけど、家庭ではどうだろう。完全に油断しているので、とっさに感情のままに言ってしまっていることがあるかもしれない。

 本来、最も大切にしたいはずの家族。これは気をつけないといけない、と思いました。

真顔で言うのが良い

 とはいえ、自分だって人間。大切な家族にだって怒ることはある。

 当然、仕事の場面でも生じるかもしれない。

 怒る時。でも、過剰になりそうな時。そんな時にどうしたら良いか。それは、

 真顔で言う

が良い。淡々と。

 意外と、真顔って怒りの感情が相手に伝わる、という。

 言われてみると確かに。怒鳴られても良さそうな場面で、真顔で、落ち着いて言われると怖い。怒鳴られてなくても、「あー、凄い怒ってるなー」と思う。

 なるほど。怒鳴って、疲れる上に後悔するより、冷静に真顔で言う方が何かと良さそうだ。感情も伝わるし、言えなかった後悔も薄れる。

 そんな場面が来ないに越したことはないが、「怒る時は真顔で言う」、しっかり覚えておきたいと思いました。

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