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[適応障害と休職]#8 再休職中の過ごし方(前編・休息と生活リズム作り)

2023年の春から休職中。休職は2回目です。
ひたすら無気力だった時期。焦ったり、迷ったり。色々を経由して、2024年の今、感じていること、考えていること、体の状態。
自分で読み返せるよう、書いていこうと思います。
やっと、振り返ってみようと思えたし、今の感情を忘れたくない、と思ったので。


 2023年春、再び休職となりました。
 小中学校を皆勤賞だった自分が、まさか再び休むなんて・・・というネガティブ思考にはならなかった。

 今回、初めての休職とは明確に異なる点があります。それは原因が約10年前の辛かった時の記憶にあると自覚があること。自分に何が起きているのかわからなかったけど、休んだ方が良いと素直に思えていたことが異なる点です。

 以下、私の休職中の過ごし方です。前後編でガラッと変わります。
 この記事は前編。約6ヶ月間、1回目の産業医面談まで。

休職中の過ごし方(1ヶ月〜3ヶ月)

 ひたすら寝ていました。

 食事をすることはできていて、夕食後就寝。何度か中途覚醒して朝8時前後に一旦、起床。同居人の出発見送り・行ってらっしゃいの声かけはしたいと思い、気力を振り絞って起き上がってました。その後、昼まで睡眠。軽い昼食後、睡眠。そして夕食。

 つまり、食事の時以外は大半を寝て過ごしていました。よくあんなに寝られたものです。不眠ではないけど睡眠リズムの乱れが気になったので通院時に相談したら

「脳が休息を求めている。身体が求めるままに寝て大丈夫。仕事や何かをしないといけないのに寝てしまうのは困るだろうけど、休職中はそれで良い」

と言われてホッとした。

休職中の過ごし方(4ヶ月目)

 家事をし始めていました。黙々と食器を洗う。黙々と洗濯物を干す

 何か一つのことに集中する"シングルタスクモード"が脳の休息に良い、との教えを後日受けた。無意識にシングルタスクモードを求めて脳がしっかり休めることを選択していたように感じます。

 食事は3食を摂っていました。
 だけど、運動はお休み#4初めての休職 の投稿には書きませんでしたが、初めての休職直前には毎朝5時起きでランニングをしていました。きっかけは健康診断の結果。コレステロール値。運動もした方が良いらしい、とのことで始めた運動が、いつの間にか自分に対して厳しく義務化。運動やるべきモードになっていた

 これを思い出して、この頃は、身体が求めるままに過ごそうと「一旦、運動は今はやらないで良いよ」と自分に言ってあげました。

休職中の過ごし方(5,6ヶ月目)

 朝、7時前後に起床。朝食。その後、家事。洗濯や食器洗い。
 9時頃になったら、パソコン起動。仕事には関係がない勉強をしていました。プログラミングや動画作成。この頃は、仕事の生活リズムを意識して、始業時間〜終業時間で作業、途中に昼休憩、という時間を意識して過ごしてました。

 6ヶ月目にもなると、終日のパソコン作業もできるようになった。睡眠リズムも比較的、安定。私の場合、中途覚醒が1,2回ほどあるけど、リラックスしてから再び眠ることができていたので心配してはいませんでした。
 運動は、まだお休みモード継続中。

産業医面談で返り討ち

 休職から6ヶ月ほどで生活リズムが安定し、朝から夕方までの作業に集中もできるようになった。この状態を主治医と相談。復職OKの診断書が出ました。

 こうして万全の状態(のつもり)で臨んだ産業医面談。だけど、見事に返り討ちにあいました。面談で、休職原因を振り返ったり、休職中の生活リズムの記録を提出した上で言われたのが、

 「リワークプログラムを受けることを強くお勧めします」

というもの。全く納得がいきませんでした。主治医はOKと言ってるのに。

 すると、主治医は生活する上でどうかが基準。産業医及び人事部門と職場が就業するのに耐え得るかを最終的に判断する、が原則らしい。

 産業医は「私は行ったことはないけれど再発防止につながることが経験できる」という言い方。なんか、正直すぎる人だなぁ。

 この時の私の心境は
 「こんな言い方、あるのかしら。他人ごと感しか感じないなー」
 「再発した際にリワークに通わせたというアリバイが欲しいのだな」
と私は考えていました。

 必須条件ではないのだけれど、リワークに行くことを強く勧める、という話から進まなかったので渋々、その条件を飲むことにしました。

リワークに通うことに

 こうして、リワークなるものに通え、と言われたので行くことを模索することに。会社は具体的な施設は紹介してくれません。
 自力で探しても通えそうな場所にリワークがない。ということで主治医を頼る。すると、比較的、通えそうな所に存在することが分かりました。

 このリワークに、長く通うことになるのですが、これは私の人生に大きな影響を与える出会いや経験が待っているのでした

 それはまた、別の話。
 後半へ、続く。

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