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(うつ病・復職日記)ひとりと孤独は感じるストレスが違った

 2度目の出勤訓練中に書いています。

 体調不良に陥り、通院、休職、休養、場合によってリワーク通所、復職/社会復帰まで。
 置かれている状況、要する時間、使う制度、支援してくれる人、環境。全てが誰ひとりとして同じことはないと思います。私の場合、2度の休職を経験してますが、その2回ですら何もかもが違った。
 その中で、印象に残ったことを振り返ります。


ひとりで気分転換は楽しめる

 長時間の移動を伴って通勤するのが当たり前だった頃。職場には同僚たちがたくさんいて。昼休みには共に食事をする。休日には家族と過ごす。

 そんな日々を過ごしている休日。たまには、ひとりで休日を過ごしたくなる。ひとりで遊びにいく。とても気分転換になった記憶があります。

 自分が望んでひとりの時間に浸る。それは良い気分転換になります。

会話してないと気がついたらストレスを感じた

 同じ"ひとり"の状態だとしても、ストレスに感じる場面がある。

 リワークもなく、生活リズムは乱さないよう日中を過ごす。

 夕方、ふと気がつく。1日、声を発してない。会話してない。厳密に言うと、昼食を買う時に支払い方法を伝えるのに声を出した。だけど、気持ちを通わす会話ではない。孤独感を感じたのだと思う。

 ストレスを感じた。会話がないってしんどいな。

 私は、人との交わりは決して得意ではない。だけど、リワークの環境で対面コミュニケーションを味わってきた。その反動か、全くコミュニケーションがないことがストレスだった。

持ちつ持たれつが良い

 ストレスの大きな要因となる対人関係。

 もちろん、対人関係の有無だけが孤独であるかないかを決める訳ではない。

 没頭できることがある、自分としっかり向き合える、といった、他者に依存しない要素が孤独を感じさせないことはある。とはいえ、人との関わりも、ひとつの要素にはなるのだろう。

 だけど、他者との接触の有無が重要ではなかった。
 役に立ててる、頼ってる、と相互関係を感じることが重要なのだと感じた。

 これは、ちょっとしたことで良い。レジに並ぼうとして道をあけてくれたので”ありがとう”と伝える、とかも良いのかも知れない。

効率重視の生活スタイルを見直そう

 私の場合、すっかりリモートワーク中心の職場になった。

 そして、とても忙しい。特に、休職前は業務間の隙間がなかった。会議の移動時間はゼロ秒で済む。

 自ずと、昼食は買い溜めるようになっていた。運動習慣はなし、体調を崩してからはやめていた。結果、ほぼ外に出ない生活。

 オンライン会議で会話はする。業務上、プレゼンもたくさんするので声を発する場面も多かった。

 だけど、閉塞感と孤独感があった。ような気がする。以前の対面業務なら、プレゼン終わりの帰り、エレベーター内で社内の人と「お疲れ様でしたー」「分かりやすかったです〜」なんて何気ない会話がありましたが、それもない。

 この気づきは、私にとって大切な気づきだと感じる。

 非効率でも、お昼休みは外に出て食事をしよう、お弁当を買おう。

 移動時間をかけてでも、たまには、サテライトオフィスに行く日も作ろう。

 確信はないのですが、自分の気づき、感じたことに素直に従ってみよう。ともかくやってみよう。無理のない範囲で。

 非効率も悪くないかもしれないな。


 と、思ったことを忘れないように、未来の自分宛に書き記します。

 そういえば、リワークの何かの講座で、孤独の種類の話があったな。まさに、実感している最中です。


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