見出し画像

(うつ病・復職日記)日数の表示が小さなストレスだった

 2度目の出勤訓練中に書いています。

 体調不良に陥り、通院、休職、休養、場合によってリワーク通所、復職/社会復帰まで。
 置かれている状況、要する時間、使う制度、支援してくれる人、環境。全てが誰ひとりとして同じことはないと思います。私の場合、2度の休職を経験してますが、その2回ですら何もかもが違った。
 その中で、印象に残ったことを振り返ります。


回復してきた頃に出会ったスマホゲームがあります

 昨年の今頃、休職直後の絶不調から徐々に回復してきて日常生活に慣れようとしていた時に出会ったスマホゲームがあります。

 ゲームといっても、やることといえば”寝る”だけ。

 睡眠結果に応じてキャラクターがやってきて、ゲットする。そのキャラクターを集めて愛でるゲーム性。

 ついでに睡眠の深さを簡易的に計測したり、寝言の録音機能があったり。

 気に入って、今でも睡眠管理を兼ねて使っています。

ログイン日数表示が小さなストレスだった

 そのスマホゲームは、朝起きて画面を進めると、睡眠レポートの表示と共に「⚪︎⚪︎日目」と表示される。

 スマホゲームにはよくある連続ログイン日数表示の類だと思います。よくある表示なのですが。

 私には、休職して「⚪︎⚪︎日目」と言われているように見えてしまいます。「あぁ、もうそんなに休職して日が経つのか。」と毎朝、考えてしまう。

 なんてことない表示ですが、私にとっては小さな、だけど間違いなく存在するストレス。そんなに毎日、言ってくれるなよ。そのように一瞬、頭をよぎってました。

日々の充実が上書きしてくれた

 毎朝の小さなストレスではありましたが、リワークに通い始めて何週間か経過した頃から、通っている日々に充実した時間を過ごせているな、と感じ出しました。

 それからは「⚪︎⚪︎日も休職はしているけれど、今、充実した日々があるよ」と自分に言ってあげられるようになった気がします。


 復職した後の日々が、どのようなものになるのか。まだ想像ができてません。だけど「いま ここ」に集中して、いまこの瞬間を意識できれば良いな、と感じてます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?