第4章 なぜ勉強しないといけないの!?
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ども!少し前に、会社役員4人と車で京都まで会食に行った帰り道の高速道路上でタイヤがバーストしてしまい、美味しかったご飯の記憶が全て飛びました、ダイジュ先生です。ホイルが地面に当たる金具音は一生忘れません。
さて今回は「なぜ勉強するのか!?」というテーマでお話したいと思います。将来のため?有名高校に入るため?難関大学に行くため?優良企業に勤めるため?それぞれ答えがあるでしょうが、イケボでワイルドで名の通るダイジュ先生なりの答えを指し示したいと思います。結論から言って、したくないならしなくてもいいんじゃない??ってのが僕の答えです。なんだけど、勉強はしといたほうがいいと思うよー!ってのを軽く自分の過去と照らし合わせながら話しますね。
ぼく自身中学時代、勉強が大嫌いで毎日遊び呆けては夜遅くに帰ってきて、母によく怒られました。当時は迷惑ばかりかけてごめんよ。母ちゃん。そんな遊びに夢中な僕ですが、高校3年生のときに転機が訪れます。当時学校内で一番怖かった先生(N先生)に僕は大変可愛がってもらっていました。朝起きれなくて毎日社長出勤(お昼前に)していた僕は校門から校舎までの道をひっそりと、そう忍者のようにすり足忍び足で歩くのが日課でした。でも5回に1回くらいはN先生に途中で見つかるわけです。毎回言い訳を考えますが、そんなのN先生には通用しません。そのまま職員室に強制連行、お昼ごはんはN先生含め大勢の先生方と食べてました。今日が最後の晩餐になればいいのにと数百回思ってました。そんな学校史上最大の大バカ者といわれていたぼくは他にも色々とご迷惑をおかけし、毎日のように職員室に呼び出され、N先生にそれはそれは可愛がってもらっていました。愛のビンタ、愛のゲンコツは当たり前。でも不思議なことにひとつも恨みなんてないんですね。すごく愛されているとわかってましたからね。(キリッ)そんなとある高校3年生の夏に先生にいつものように呼び出され(学校の放送って普通「3年2組●●くん、▲▲先生がお呼びです。職員室まできてください」ですが、N先生の場合は「やましろ、今すぐ職員室」とあっさりしたものでした。あさりベースのラーメンくらいあっさりしてました)、「あれ?何したっけな?んーあれやったらどうしよう。やっばいぞー」とか色々と思い巡らせてました。(どの悪事がバレたのかわからないときってありますよね?笑 怒られる前に言っておこうと思って言ってみたら「お前そんなこともしてたんか!」と墓穴を掘ることもしばしばありました。)N先生が小さい生徒指導室に入ってきて(僕たちはそこを取調室と呼んでました)「お前、将来どうすんねん?」と「んー。何しましょかね」と。「大学いけ!!4年じっくり考えられるから、大学いけ。わかったな?」と。愛のビンタを喰らいたくないぼくは二つ返事で「行きます」と。それが転機となり、ぼくの大学受験生活が始まります。夏休みの初日の補習に呼び出されていた日、7月20日です。今まで本当に勉強していなかった僕は何もしりません。そう、本当に何も知りません。そこから地獄のような日が待ってるわけです。友達からの誘いも全て断り、毎日勉強。全然理解できてないけど勉強。本屋で中学生向けの問題集を買ってうやってました。(高校生のお年頃で中学生向けの本を買うってのはなかなか恥ずかしいものなんです)1日ほんとに16時間は最低やってました。母からはこの子頭おかしなったんちゃうか?って思われてました。誰がどう見ても頭おかしいくらい勉強してました。死ぬ気でやってました。そんな勉強漬けの日々だったんですが、なかなか英語の成績が上がらないことで悩んでいるときに運命の出会いがありました。そう、カリスマ英語講師「西谷昇二」先生との出会いです。500人教室を即満席、いきなり歌を歌いだしたり、教室で花火を打ち上げたり、壁をパンチでぶち破ったり、ルックスは50歳を超えているのに、白スーツなんて着ちゃって左耳にはピアス。第1講を受けた瞬間にイナズマが走るわけです。「かっこええ〜〜この人についていこう」と。そんな西谷先生の授業を受けて必死に音読してるうちにみるみるうちに成績があがっていくわけです。偏差値31からスタートしたぼくの受験生活でしたが、気がつくと英語の偏差値は71まで上がっていました。(キリッ)でもここで僕が大きく変わったのは英語の成績だけじゃないんです。「かっこええ大人やなー」という大人に対する尊敬の念を抱いたのです。それまでは「ずーーーっと子どもだったらいいのに」とピーターパンみたいなことを言っていたぼくが、先生みたいに子どもの人生を変えてしまうくらいのエネルギーとパワーに満ち溢れた先生になりたい!と強く思ったのです。その後、大学受験を余裕でパスし(キリッ)、大学入学と同時に塾で英語を教え始めました。いやー天才でした。最初からぼく授業死ぬほどうまかったんです(笑)当時その塾では人気どころの先生がいたんですけど、軒並み僕の生まれ持った魅力が子どもたちを惹きつけいつのまにか全アンケートで1位、何百人を相手にするような特別講習も1年目から担当させてもらってました。そうなんです。僕半端ないんです。魅力がこぼれ落ちてるんです。すみません。言い過ぎました。そんな風に英語を教える仕事にのめり込んだわけですが、大学は全然行かずに気がついたら5年生になってました。「あれ?俺医学部に入学シタンやったっけ?」と自分にツッコミを入れながらも、大学と英語講師の二足のわらじで奔走してました。そんなある日、高校の同窓会があったんですね。ここでまたダイジュ先生事件を起こしちゃうんです。ポイントは同窓会ですから僕は5回生、周りはほとんどが就職1年目というところです。久々にあった友達と仲良く話してたんですが、どこか話がすっとはいってこないんですね。「就職したところさー。給料やすくてさー。」「上司がうざくてさー」「転職しよかなー」「大学生うらやましいなー」と口を開けばグチグチ愚痴愚痴だったんですね。そんな感じでなんか思ってたのと違うなーと思ってたときに西村くんがこっちに来るわけです。「あっちで若林が名刺を配ってるねん。ダイジュくんちょっと見てや!」と言うではないですか。なにかおもしろそうな匂いがするぞ!と思って若林くんのもとに行くわけです。すると若林が同級生たちに名刺を配りながらニタニタと汚い笑みを浮かべてるではありませんか。どうやら若林は超超超超一流企業に入ったそうなんです。がんばったんでしょうね。それはすごい!でもみんな名刺を配ってる若林に嫌気がさしていたようです。そらそう。「お前の名前全員知ってるもん!!!」ってことですね。ここでまた僕の中で電撃が走るわけですよ。就職して愚痴ばかり言うやつ。就職してステータスを振りかざしてマウントを取りに来るやつ。切れてしまったんですねwww若林のところに歩み寄り、若林がぼくに「おー!名刺あげるわ!」ともらった瞬間ギッタギタに破ってしまいました。ごめんなさい。若気の至りです。今ならきっと名刺交換してます。優しくマリア様のように笑顔で受け入れます。
同窓会をあとにして決意しました。自分で商売する。ほんなら自分で選んだ道だから愚痴なんて言ってられない。ぶら下がれる会社の名前なんてない。半年後には英語専門塾を立ち上げていました。また詳しい話は機会があれば書きますが初年度で50名の高校生たちが集まりました。(すげーーー)
ま、ここから先の人生も色々あったんですが、今日はたしか「なぜ勉強しないといけないのか?」というテーマだったと思うのでそっちの話に戻します。
ぼくは大学受験のときに死ぬ気で勉強していてよかったって本当に思ってます。だってもしも本気でしてなかったら、西谷先生と出会ってなかったし、出会ってなかったら英語講師を目指してもなかっただろうし、起業もしてなかっただろうし、今スタフリをやってることもなかっただろうし、タカタ先生やなっちゃん先生、みんなとも出会ってなかっただろうし。。運命変えてくれたんです。だから僕は声を大にして言いたい。
やりたいことが決まってないんだったら死ぬ気で勉強しろ。ほんなら自分の思ってもないような人生になるかもしれない。
これだけです。本気でなにかに夢中でやっていれば確実に人生が動き始めます。そのときは気づいてないかもしれないけど、これは確実に言えることです。なので今の現状にモヤモヤしてる人もいるでしょう。将来が不安だという人もいるでしょう。そんな人は本気でやってみてみると、人生の歯車が少しずつ回り始めます。頭で悩んでるだけで何も動き出さなければなんにも変わりません。だから、やってみてください。少しずつでもいいから動いて、他人の手ではなく、自分の手で自分の人生を回してください。
というダンディズム先生からのアドバイスでございました。ただいま絶賛、授業動画100本撮影企画中。きちーーーーーーー!!!!ということで撮影に戻ります。ほんじゃまたー!
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