友罪

元雑誌記者の益田・連続児童殺傷殺害の犯人で出所してきた青柳、交通事故で子どもを引き殺してしまった息子の父親山内・医療少年院で青柳を担当していた「先生」白石、大きくこの4つスレッドで構成されている感じなので、若干わかりにくい印象はあった。 益田は中学時代の親友の自殺へのトリガーとなる言葉を投げかけてしまった事に苦しみ、青柳は過去に起こした事件に苦しみ、山内は息子が起こした事件に苦しみ、白石は仕事ばかりで娘に向き合わなかった現実を突き付けられて、各々が『罪』に囚われ、悩み、苦しん

マッチング

怪しい奴が怪しくなくて実は～と見せかけて～みたいなミスリードがあからさま過ぎて昭和感を感じた。 マッチングアプリでマッチングしたのが父親の不倫相手の息子。 さらにマッチングアプリ開発者も息子って言う奇跡の天丼。 連続殺人事件もさほど関係ない感じになっちゃってるし、話しを転がして転がして一周させて更にひっくり返して主線に戻して～みたいな。 あれだ『スマホを落としただけなのに』とか好きな人なら楽しめるかと思います。 ラストのカットは古すぎる（笑

漫画『ねる』第31話　ネルとサキ④

小説『Hope Man』第63話　球技大会

学校と言うものは容赦がない、中学三年の秋だと言うのにクラス対抗の球技大会を行うと言うのである、この仕打ちはいかがなものか。人の２倍３倍の勉強をしなくてはならないと言う龍一にとって、うぜぇとしか言いようが無かった。 『と、いうわけで今回の球技大会はサッカーに決まりだからな』 受験を控えた生徒たちによくもまぁこんな言葉を早朝から言えるものだと龍一は怒りすら覚えたが、トーナメント戦だと聞き、この期に及んでまだ戦わせるのかと思い、その怒りは『呆れ』に変わった。呆れではなく自分が神

小説版『アヤカシバナシ』監視カメラ

私が大きなデパートでアルバイトをしていた時の話です。 以前から飛び降り自殺があった、トイレで自殺していた等、その手の噂はバイトする前からあったのですが、それ気にしていたら働けませんからね、住むわけじゃないので。 閉店するまでのシフトもあるので、電気を全て落として帰る役目が私の場合もあったりした。 真っ暗とは言え非常灯はついているのだが、それが逆に気持ち悪い。 分電盤室にてブレイカーを下ろし、懐中電灯を持って売り場をぐるっと回って居残り者がいないか、火の気が無いかの確認

小説版『アヤカシバナシ』生涯忘れる事はないでしょう

大きなデパートでアルバイトをしていた時の話です。 私は生き物が好きだったので、移動願いを出したわけではないのですが、何となく上が察したのかペット用品担当になりました。 売り場では今まで死にまくっていた１匹100円の金魚を環境改善により死ななくさせたどころか、売れ残りの金魚の巨大化に成功し、500円～1.000円の値段をつけても売れたりした。 売りものじゃないらんちゅうを立派に育てて、らんちゅうマニアが10万だすから譲ってと言われるほど、死んだペットコーナーを活性化させま

漫画『アヤカシバナシ』覗く女

如月書店『拾』捜索

使用画材/丸ペン・ボールペン2種・コピックライナー２種

リトル・モンスターズ

ルピタ・ニョンゴさんがやたらキュート。 肌の色と黄色いワンピースが最高にキュート。 なのに子供の為にゾンビの中を走り抜け、スコップ振り回して大乱闘、このギャップがめちゃくちゃキュート。 ゾンビは多数出てくるが、グロシーンはさほどでもなく、グロ初心者でも恐らく問題ないレベル。 ほのぼのほっこり系ゾンビホラーコメディって感じ。 小さなベイダー卿が最高に可愛くて強くて大活躍。 テイラースウィフトさんの曲を使っているあたりもとても良い。 見る人が見れば『つまらない』と言うでしょ

極秘捜査

霊感捜査じゃなくって、占い捜査。 実話ベースらしいのだけれど、占い頼り？？？って思っちゃう。 お国柄ってのもあるのでしょうけれど、私としては信憑性を感じなくって、なんだかふわふわした。 めちゃくちゃ面白いと言うレビューもあるけれど、私には物足りなかった。好きな俳優さんだから見れたけれど、心霊捜査がアメリカで行われているのを知っているだけに、占いはどうにもピンとこない。年代が年代だからしょうがないってのもあるでしょうけれど、やっぱり占いってのはシックリこないなぁって感情が邪

流氷カリー

進行状況

ゾゾゾ　ながおくんです！

小説『Hope Man』第62話　ファミコンへの道

勉強に打ち込まなければならないと言うのに、世の中は誘惑の魔の手を龍一に伸ばしてくる。 ファミコン 1983年（昭和53年）に発売された家庭用ゲーム機、販売価格は14.800円。龍一が8歳、小学2～3年生頃に既に発売されていた。 欲しくて欲しくてたまらなかった龍一だったが、生活に余裕のない桜坂家にとって14.800円も出してゲーム機を買うと言う事などあり得なかった、それにもまして厳格な父親である康平がゲーム等と言うものを認めるはずもなく、龍一はコツコツと小銭をクッキーの缶

Monster Hunter: Worldの思い出

Monster Hunter: Worldの思い出