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ダイエット今昔

禁酒ついでに、減量もはじめてみる。

5月初旬に調子を崩し、以来しばらく禁酒している。
お酒を飲むときは食欲も増すため、ついつい食べ過ぎる。「酔っ払うと満腹中枢がイカれてしまう」などの表現を耳にしたことのある方も多いと思う。
私も例に漏れずお酒を飲むときは何かしらの「しょっぱいもの(チーズ、ハム、乾きモノ…)」を求める勢で、体重が順調に増えていく。
※ちなみに私は、つまみを必要とせずに酒が飲める勢を「真の酒飲み」と呼んでいる。

禁酒スタートに伴い、せっかくなのでダイエットも始めることにした。今回はここ10年ほど定期的に実践している私のダイエット法を記す。
(別に全然参考にしないでください。)

3ヶ月〜半年のペースで実践して、順調なら1ヶ月に1kgペースで落ちていく。

ゆるふわダイエッター

ボディメイクではなく、あえて減量という意味で「ダイエット」というワードを選んだ。
健康・美容目的の意識的な増量と異なり、ぼやっと太ってしまった場合には、シンプルに体重を落とすことで動きやすくなるしモチベーションも上がると思っているからだ。
先ずは動ける程度に体重を落として、望むならボディメイクはそれからでいい。

「続けること」が肝要なので、ストイックに追い込んだりはしない。
できるだけ、手綱はゆるく、苦しまず。

①記録:朝イチ体重・摂取カロリー

とにかく最初は記録すること。
数字が無くてはゴールの設定も管理もできない。朝イチ・パンイチにて体重計に乗る。(冬はこれが本当にツラいので、今時期は有難い。)
私は身長173㎝で、55-62㎏のゾーンを行き来している。
股関節を傷めてグレ散らかしていた時は61㎏まで増え、コロナ罹患時には54㎏台まで落ちたが、経験上55㎏以下にはならないことを学んだ。
現在は57-58㎏をうろついているので、-2㎏を目標に設定。
1日の摂取カロリーは1800KCal。(これは運動量や体格によって大きく異なる。)

私は5年以上FiNC(フィンク)というアプリを利用して、体重・食事・生理周期・歩数を記録している。
記録して推移が観察できれば何でもよく、私の周りでは「あすけん」派がとても多い。

年中タイツとタンクトップで生活しているため、ヨガクラスの生徒さんや他インストラクターの先生方からも「太った・痩せた」と指摘されることがよくある。3㎏増減すると自分の体感は大きく変わり、5㎏増減すると多くの人に見てわかる変化となる、というのが所感だ。


②食事:食べモノ・飲みモノ

1800KCalが多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれだが、私からすると、もう雀の涙みたいな量である。(おい。)マクドナルドでセットなど注文すると一瞬で終わる。
飲みモノは水・炭酸水・お茶・ブラックコーヒー、カロリーの無いものを基本とする。さようなら…カフェラテ、ビールにワインにハイボール…また会おう( ;∀;)

食べモノは設定カロリー内ならもちろん何を食べてもいいのだが、揚げ物や砂糖・クリーム系は満足感の割にカロリーが高く、「もったいない」と感じてしまう。畢竟「カロリー低めで、食べでがあるもの」を選択することになり、たまご・納豆・バナナ・きのこ類などを常備して、肉や魚は焼くor煮る、で塩・コショウなどシンプルな味付けを。

鮭も目玉焼きも崩れてる。

「朝昼しっかり、夜軽め」がダイエットの基本だが、私は逆で「朝昼軽く、夜しっかり」にしている。自分を労う夜ごはんが少なくては、あまりに窮屈だと感じてしまうがゆえのマイルールである。



③とにかく歩く:1日5,000歩~1万歩

そこは「ヨガ」でしょ、と言いたいところだが、長期的にみるとヨガにもダイエット効果は十分にあると学んでいるし感じているものの、1レッスンでの消費カロリーはそこまで多くない。

ダイエット期間はこまめに歩くことを意識している。
地方でマイカー生活のため、下手をすると1日2,000歩も行かない日もある。
ウォーキング時間を確保しようとすると1-2時間必要になり、ハードルが上がるので「入口から遠い駐車場に停める」「エレベータ・エスカレータではなく階段を使う」「待ち時間・空き時間にミニ散歩」等のセコ技を駆使して歩数を稼ぐ。

歩くことの効能は、思考を整理できたり、睡眠の質を上げたり、疲れにくい身体をつくったり、とカロリー消費に留まらない。
「歩けるカラダ」は、仕事も家事も遊びもラクにしてくれる。

※ランニングをしていた頃もあるが、5-8㎞走れるようになったところで、心底走るのが好きではないことに気づいた。(高校・大学:陸上部)
個人的にはウォーキングで十分。


“Fitness”という言葉の意味

体重やBMIを記録しつつも、とらわれ過ぎないようにしたい。
あくまで「体重●㎏なら、このくらいの体調なのか」という自分のコンディションを知るための目安でしかない。
「フィットネス」というワードは、ジムでトレーニングをする人などを連想させるが、本来の意味は「適した状態であること」。

何が自分に適しているかは、自分で決めたらよい。
さらに「適した状態」はつねに変化する。

自分だけの“Fitness”を探して、
此度のダイエット生活を愉しんでまいろう。


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