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ARCHIVE INTERVIEW|中村 文隆 『作りたいものを作れる集団になる。』

ART DIRECTOR
中村 文隆 / Fumitaka Nakamura

本当に作りたいと思えるものを、作っていける集団になる。それが僕たちの理想です。クライアントと同じゴールを目指しながら、自分が良いと感じる表現を突き詰めていく。そんな仕事がしたいと、いつも考えています。入社した当初はデザイナーが2人しかいなくて、デザインがどうしても偏りがちでした。けれど少しずつ事業を拡大していくなかで、イラストが上手な人、CGや映像が得意な人、エモーショナルな実装ができる人など、いろんな特色をもったスタッフが集まってきました。そして今、それぞれの得意分野を持ち寄って融合することで、「本当に良い」と思える表現が、少しずつできるようになってきました。時にはクライアントの意向が強かったり、大きな制約があったりしますが、僕らの多様な個性を武器に、できる限りお互いの価値を高められるアウトプットを残していきたいです。

最近嬉しかったこと

この会社に長くいる僕としては、やはり後輩の成長がいちばんうれしく感じます。昨年、新卒で入社したスタッフは、プロのレベルの高さに戸惑いながらも、小さな仕事を一つひとつ消化しながら着実に力をつけていますし、webデザインの経験がないままに入社したスタッフが、1年半経った今では1つの案件を丸ごと任せられるまでに成長しています。そういう姿を見ると、素直に頬が緩みますし、自分もがんばろうという気になります。

休日の過ごし方や気分転換の方法

仕事で行き詰まったときは、さらに仕事のことを考えます。笑。これはちょっと矛盾しているようですが、やはり仕事で溜まったストレスは、良い仕事(デザイン)をして、結果を出すことでしか発散できないと思います。まあ、もともと気分転換が苦手ということもありますが。休日は買い物をしたり、遊びに行ったりしますが、結局、「あ、このデザインいいな」「このパッケージ斬新だな」というデザイナー視点でモノを見ているので、これはもう職業病ですね。

目指す人物や心に残る言葉

いつも心の真ん中に置いている言葉は、“絶対にうまくいく”です。自分の感性を信じてデザインしていれば大丈夫。どんなことも自分が良いと思う方向へ進めていけば大丈夫。そう自分に強く言い聞かせています。もちろん毎回うまくいくわけではありませんが、信じたことを最後までやり切ることが何より大切だと思うので、もうしばらく、この言葉の魔法にかかりながら、日々精進したいと思います。


INTERVIEW DATE|2016.11


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