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純ジャパ&三日坊主の私が英語が話せるようになったわけ 後編

前回の記事で英語を話せるようになった最も大きな理由は環境を変えたことと書いたのだが、今日は環境を変えたあと、具体的にどんな意識づけや行動が英語力向上に寄与したかについて書いてみたい。

人の話し方・メールの書き方を盗む

英語での会議の進め方、業績の説明の仕方、お願いの仕方、何もかもが初めてだった私は、とにかく人から盗んで真似をすることに注力していた。
そして、使い方が多少間違っているかもしれなくてもとりあえず気にせず使ってみること。
会議中に他の人が使った表現でこんな言い方があるのか!と思ったものは数分後に自分が使ってみる。
個人的にはこのすぐに使うことが重要だと思っている。
耳を凝らして新しい英語表現を見つけるだけでなく、すぐにアウトプットすることで記憶に残りやすいし、一度使ってみるとその表現はもう自分のものになる。

同様に、メールの文章も人が使ったものをよく真似していた。(今も)
最初の頃はOutlookから過去人から受信した英文メールを検索して、似たようなシーンで他の人がどんな英語を使っているかを調べ、それをそっくりそのままコピーして使っていた。
何度も繰り返す過程で、メールの始め方、何か依頼をするときの文章、締め切り間近のリマインド、意見を述べるときの表現の仕方、メールの締め方などなど、各シーンで使える英語がいつの間にか身についていた気がする。

日常のなかに英語をちりばめる

机に向かって勉強することが苦手な自分はとにかく日常を日本語から英語に置き換えることで、楽しみながら英語に触れる習慣を作ることにした。
これに関しては色々な人が記事を書いているのでやや重複するが、私がやっているのは主にこの3つ。

  • iPhoneの設定を英語にする

  • 英語で読書をする

  • PodcastやYoutubeで常に英語を流しておく

個人的には、日常に出てきた英語を全て理解して自分のものにする必要はないと思っている(知らない単語をすぐに調べたり、Podcastを何度も聞いて完璧に理解しようとしたり)。もしできるならばその方がよいと思うのだけれど、そうすると私は飽きてしまうのでとにかく触れることだけができればOKということにしている。
それでも英語に対する抵抗が減ったり、PodcastやYoutubeを聴くことで英語の自然な抑揚やリズムが無意識のうちに自分のものになっていたり、日頃のリスニングやスピーキングに貢献していると思う。

仕事で成果を出す

英語力の上達のために意識的にやっていたことではないが、結果的に大きかったと思うのが、仕事で成果を出すことだ。なぜなら、仕事で成果を出すと必然的に英語を使うチャンスが回ってくるから。
私はジュニアポジションで外資系に転職したので、最初の頃はあまり自分で発言をする機会は与えられていなかった。英語の会議には出るが、そのほとんどは自分がプレゼンターではなかったり、海外の社員と交流する機会があるときには自分ではなくもう少し職位の高い社員が選ばれたり。
これは本当に恵まれていたと思うのだが、私は上司との相性がとても良かったこともありのびのび成長する機会を与えてもらうことができた。その結果、自分でも思った以上の成果を出すことができ、どんどん仕事の幅が広がっていった。
仕事の幅が広がると、たとえ自分の英語力が見合っていなくても、英語を話す必要に迫られてしまう。例えばあるプロジェクトのいちスタッフだった自分が今度はリーダーをするようになると、そのプロジェクトの会議で英語でプレゼンをする必要が出てくる。
仕事で成果を出し、幅を広げていくことで、英語力という面でも結果的に自分を常に少しチャレンジングな環境に置くことができたことは、英語力の向上に大きく寄与した。

早めに始める

これは番外編になるが、やっぱり早く始めることが何よりも大事だと30代になって改めて思う。
上述した通り、6年前の自分のビジネス英語スキルはほぼゼロだったけれど、仕事で英語を使う環境に飛び込んだのが20代前半だったからこそ、いろんな人が見守り・育ててくれたという面もあると思っている。
なので、英語を使って仕事がしてみたいと思っている方がいれば、早めにチャレンジしてみることをお勧めする。
私が最初に日系大手転職エージェントに外資系に転職したいと話したときには、外資系は30代のスキルのある人を求めているので20代前半は難しいですよと言われたが、蓋を開けたら20代でも応募できるポジションはたくさんあった。専門家がいうことが必ずしも正しいというわけではない。

以上が私の英語力向上までの振り返り。
自分のことを振り返ったのは初めてだったので色々偉そうなことを書いてしまってすこしドキドキしているけれど、
これからもっとチャレンジしていきたいと思っている自分にとってもとてもよい振り返りになった。
私の英語力もまだまだ発展途上なのでこれかも引き続き頑張りたい。

Studio Well-being
Yu


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