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大人の習い事ってなんかいい

GW明けでまだまだギアも入りきらない中、海外本社から偉い人が来る!
ということで朝から出社・そして英語でのプレゼン・・・
というハードな連休明けのスタートとなった昨日、仕事終わりに今年から通い始めた三味線教室に行ってきました。


三味線?なんでまた?と思われるでしょうか。


教室に通い始めたきっかけは、音楽の授業で三味線を習うちょっとユニークな学校に通っていたおかげで、学生時代に少し三味線に触れる機会があったこと。
とは言っても、音感がなさ過ぎてチューニングが上手くできた試しは一度もなかったし、全員で演奏するスタイルの授業には必ず途中でつまづいて着いていくことができなかったし、正直学生自体の三味線の腕前は落ちこぼれそのものだったのですが。

もう一つ、実は大大叔母?(曽祖母の妹)が昔三味線の先生をしていて祖母の家に古い三味線が眠っていたこともあり、
このなかなか珍しい偶然に何かの縁を感じて高校を卒業してからも
いつか再開したいものとしてずっと頭の片隅に残っていました。

そして、13年越しにようやく今年再開。
ふと思い立って体験できる教室をネットで探してみたことが始まりでした。

月3回、1回1時間の先生とのマンツーマンレッスン。
始めてみたら、思いのほか気持ちをリフレッシュさせてくれる心地よい習慣になってきました。


どれだけ忙しくても、無理矢理ねじ込む仕事後の1時間。
毎回バタバタと仕事を片付けて(時にはやり残したままパタンとパソコンを閉じて)教室に向かう慌てぶりだけれど、
集中して楽器に向き合うこの時間が常時オンになりがちな仕事スイッチをオフにしてくれている気がします。

特に目標も設定せず、自主練も課さず、上達スピードは人より遅いかもしれないけれど、
人生をかけてゆっくり細く長く続けようと思って始めた習い事だからこそ、
お稽古の時だけただ集中して楽しむ、このゆるゆるとしたペースの習い事が今の自分にはとても心地よい。

さて、昨日も朝からバタバタしっぱなしだったけれど、
お稽古が終わる頃にはなんだか気持ちがスッキリ、疲れが和らいで前向きな気分で家に帰れました。


目標やら責任やら期待やら、
自分や他人からいろんなことが課されてしまう毎日だからこそ、
何も考えずにただただ楽しめる大人の習い事の時間が今の私のちょっとした楽しみになっています。

Studio Well-being
Yu

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