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ジリ貧生活に参るローカルタレントの話


自己紹介

まさかここにたどりつくとは、お時間いただきありがとうございます。
私は秋田県という知らない場所でローカルタレントを自称しています。

わけあって?いや実力不足により現在テレビやラジオの番組出演予定はありません。私指定のCMもなくエキストラが年1~2くらいであります。

主な経歴

秋田生まれ育ち、地元のテレビ局らしき場所で働いた後フリーになって2023年法人化しました。攻撃方法が見当たらないので、主に動画制作や配信オペレーター業で生活しています。

30代なのでもう老害になりつつあります。独立した瞬間にはもうレポーターで大活躍する未来が見えていたもの、地元との融合に失敗し攻撃力の低い通常モンスターになり果ててしまいました。

創業後3年持つ会社は少ないそうですが、その通りで今は瀬戸際です。

近々の課題

2024年に入ってから数百万かけて設備投資を行いました。加えて副業(グッズ制作)の販売前在庫を抱えることでお財布が厳しいことになっています。

手広げスリルは危険なことと覚えました。キャッシュ(案件の納品が終わって振り込みされるまでを耐えるための現金)が少なくなると、途端に恐怖に目覚めるのであります。特に3月頃からです。4月に色々重なりまして…。

結果的に大変情けないのですが、橋本環奈さんに助けてもらっている毎日となってしまいました。半額の弁当を探す毎日となっています。

本記事の趣旨

しかしながら、それを嘆きたいわけではありません。秋田くんだりのタレントに求められているのは、むげに地域を応援することにあるからです。

資金力と実績と知識をもって初めて有名人として地域を応援するための存在になる価値があると考えていましたが、そこまで弊社は器用ではありません。

今年(2024年)はまず資金を蓄え、スポンサー枠を丸々買い取って地元のエンタメ不足を改善すべくローカル番組を制作できるようになりたいと考えています。

それは地元住民とエンタメに乖離があるように感じるからです。パブリック(スポンサー)めいたコンテンツだけでは視聴者がついてこないのです。資金難にあえぐなかでそのようなつくりになることは、自身で経営する中でも痛感します。しかしそれでは、地元に残るという選択をした30代として地域に寄与していないという後悔を知ることとなります。

企業PVや採用映像を制作することにももちろんやりがいはありますが、それだけではいち映像制作者としてこの地域に貢献することができません。目的があって初めてそれを形作るまでの道のりにあるコンテンツも味が出てくると考えているからです。

ひとつひとつの仕事に愛情をもって接するようになれたら、20代の頃目の前で見たような愛の無く数字の無いコンテンツが生まれることはなくなるでしょう。それを願っているからです。安いお弁当も価値があり、昔食べたときよりおいしく感じるようになりました。

結語

4月は提案ベースの案件が多く、撮影などの実稼働が少なくなるため例年とんでもなく暇なのです。週3を超える環奈さんは勘弁勘弁なんですけど。

ということで仕事募集中。連日の引っ越しバイトはもうこりごりで…泣

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