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"地震後の理想"を考える【理想の地震対策#1】

こんにちは、Studio Topiaです!
私たちは理想郷を本気で「想像」「創造」するサークルと称し、毎月テーマを決めて語り合い、議事録をアップロードしています。
ぱっと聞いただけでは「?」かもしれませんので、どうぞ是非、自己紹介をご一読いただきたいです。
(常連さんは、いつもありがとうございます!)

みなさん、明けましておめでとうございます!いかがお過ごしでしょうか。
StudioTopiaは2023年卯年も、張り切っていきたいと思います!🐇💨
よろしくお願いいたします!

Studio Topia 1月 理想の地震対策

さて、今月は、「地震対策」について考えていこうと考えております。

南海トラフ地震や、首都直下型地震など、日本という国が抱える地震関連のリスクは、言わずもがな非常に大きいものです。
みなさんはどれくらい意識をしているでしょうか。

発生確率の高まりなどが叫ばれる近年です。
防災グッズを揃えておく、避難経路を確認しておくなど、地震直後を中心とした準備を進めている方も多いかもしれません。

では、さらにその後についてはいかがでしょうか。
地震が起きてから数ヶ月程度の中期間、あるいはその後復興をする何年という単位の長期間についてです。

保険に加入する、地震になりにくい場所に引っ越す、などの対策をとっている方もいるかもしれませんね!
とはいえ地震直後の対策をしている人数に比べると、ぐっと少なくなり、あまり考えたことがない人も多いのではないかと思うのです(ちなみに、筆者自身も、そこまで考えてこなかったというのが本音です)。

このことは個人単位のみならず、社会的なさまざまな部分から伺えます。
まず、国の情報発信です。

「日本」+「地震対策」で検索してみると、いくつか国のサイトが引っかかりました。

見てみると、地震の災害規模などに焦点が当たり、不安感が煽られますが、目につく情報は難しい文書や専門用語などで、普段からの対策に役立てられるか疑問も残ります(もちろん、下手に加工していない専門的な用語にアクセスできることも重要ではありますが)。

また、これだけ多くの行政機関がバラバラに地震に関する発信をしているのも気になります。

さらには、マスメディアの報道からも伺うことができます。
大震災の起こった日などをきっかけに、マスメディアでも地震対策特集などが組まれることがあります。YouTube上のいくつかの動画などを視聴しましたが、大抵は起こりうる地震の規模の大きさの再確認や、防災最新技術・グッズの紹介、注意喚起などが中心のイメージでした。

インターネット上では、地震を含めた災害対策についてまとめたサイトや、地震の被害対策シミュレーションをいくつか発見しました。

こちらには、日常生活における防災テクニックや、食事の作り方なども載っており、利便性が高そうな感じはします。
ここでの情報の有用性やどれくらいの人に使用されているのかといった検証も面白そうです。このほかにもありそうでしたので、気になる方は是非調べてみることをお勧めします。

さて、以上のように軽く調べてみましたが、いかがでしょうか。

本来は、日ごろから「地震」という災害に理解を深め、向き合うべき問題と姿勢を明らかにし、対応をするべきはずなのです。
それができそうな社会体系になっているでしょうか?

本記事では、政府やマスメディアからの情報発信、という観点から地震対策について触れましたが、実際には自治体の姿勢や防災用品店の商品の取り扱い方によっても、地震対策は大きく影響されるでしょう。

本回では、そういった既存の地震対策を理解しながら、本質的に「理想的」だと思える地震対策を追求していければと考えています。

地震を含めた災害は生死や悲しみに直結する事柄のため、「理想」のような一見ポジティブな言葉とは相性が悪く、また時には深く考えることすら忌避される面があるかもしれません。

ですが、避けては通れない話題です。
今後、「もっと考えておけばよかった」となる前に、改めて地震対策の本質を問い直し、考えていければと思います。
そして、最終的には、社会に対する問題提起につなげていければと考えています。

個別テーマ

第1回:日本の地震対策を探る<過去>
第2回:日本の地震対策を探る<現在・未来>
第3回:理想の地震対策
第4回:私たちが社会に問うべきこととは何か

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