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Kの向くままにおススメ映画『フォレスト ガンプ / 一期一会』ネタバレあらすじ感想日記

こんにちは。KKKのKです(嘘)。今回は『フォレスト ガンプ/一期一会』。一言で表すと「純真を称える映画」です。



こんな人におススメ  

Happyな反戦映画を観たい人(Happyな反戦映画は滅多にないよ?)
運命に抗う
優しい気持ちになりたい人


要注意点まとめ  

▲時代を知らないとスルーのネタ多数


こんな映画です  

1950~80年代のアメリカ。
知能指数は少し低いが純粋な心を持つフォレスト ガンプの幼少期~40歳くらいまでの出来事を当時話題になった歴史的ニュースとかと共に振り返るお話。
非常に目まぐるしい展開が終始続きますが、エンターテイメントとして優秀なので一気に観れますよ。
でもね、邦題の「一期一会」は蛇の足、と思う。。🐍
ウィンストン グルーム原作。


もう少し詳しく  

上記プラス、フォレストの幼馴染であるジェニーとの恋愛。しかし、フォレストはベトナムに出征し、その間ジェニーはブラックパンサー党の仲間として反戦活動に参加 (ジェファーソンエアプレインのような服が似合ってました) 。帰国したフォレストですが、立場上当然ジェニーと上手くいくはずがなく、その後もすれ違いの連続。兵士と反戦活動家ですからね。
更に、ママが付けた「フォレスト」という名前はKKKの創始者から取ったもの(ママもかなりの変わり者です)。「運命は自分で切り開くものよ。」ママの今際のセリフも虚しく、ジェニーとのすれ違いはフォレストが生まれついた時点で既に抗えない運命だったのでは?とも思えます。KKKとブラックパンサーですからね。

…Kより上の年代の人は上記内容が理解できるかもしれませんが、、若者はどうでしょうか?勿論、事前知識なしでも大丈夫ですけど強いて言えば、ベトナム戦争、ヒッピーの文化と反戦思想、それからKKKとブラックパンサーを表面上だけでも知っておくと良いのかも。でも、全然小難しい映画ではないですよ!

【全部知ってる?キーワード一覧】
ベトナム戦争、ケネディ大統領と暗殺事件、ジョンソン大統領、ニクソン大統領とピンポン外交とウォーターゲート事件、アラバマ州知事ウォレスと銃撃事件、KKK、ブラックパンサー党、ヒッピーとLove&PeaceとドラッグとHIV、AppleComputer、エルヴィスプレスリー、ジョンレノン、ジョーンバエズ


観た後はこんな気分になりました  

目まぐるしい展開の中にたくさんのメッセージが詰め込まれていて一つ一つ解釈して観るのは大変。本当にチョコレートの箱のようです。

一番印象的だったのは… 戦地ベトナムにて親友の黒人兵士をKKK創始者の名を冠するフォレストが命を懸けて助けようとする場面。味方のナパームの雨の中をです。KKKがどんな団体か少しだけでも知っていれば感動のシーン、これこそLove&Peaceだ!もう何と戦って何から守ってるのか、戦争の意味って何?て思いました。


心に残ったセリフ  

ダン小隊長 :「人間には持って生まれた運命ってものがある。最初から決められてるんだ!その運命をお前がぶち壊した!!」

ダン小隊長はベトナムで名誉の戦死を遂げるはずが、部下のフォレストに助けられ両足を切断して生きるハメになります。それに激怒してるのですが…「運命をぶち壊す」事ができたのなら運命は変えられるという事。
数年後、ダン小隊長はフォレストに「命を救ってくれた礼を言うよ。」と言って生きている事に感謝します。しかしフォレストの人生が大成功したのはダン小隊長と出会って、しかも彼が生きていたから。フォレストが彼を救って自分の運命を変えたから。ママの言葉が正しかったんですね。

ママ :「自分の運命は自分で切り開くものよ。私なりに努力したわ。」


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