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Kの向くままにおススメ映画『ビッグ フィッシュ』ネタバレあらすじ感想日記

こんにちは。割と幸せな人生を送っているKです。今回は『ビッグ フィッシュ』。一言で表すと「幸せの秘訣を教える映画」です。



こんな人におススメ  

御伽話が好きな人
話し下手な人
家族で楽しめます


要注意点まとめ  

▲注意点は特になし、万人におススメ!


こんな映画です  

原作はダニエル ウォレス『ビッグ フィッシュ 父と息子のものがたり』。
「ビッグ フィッシュ」とは、「信じられないような大げさな話」という意味です。

ウィルは父エドワードの御伽話のような体験談を聞いて育ちました。幼い頃は父の話が好きでしたが、成長と共にそんな嘘のような話についていけなくなり、就職・結婚を経ていつしか疎遠になりました。
ある日、エドワードの死期が近いという報せが入り、休暇を取って妻と数年ぶりに帰郷します。
ウィルとエドワードは理解し合う事ができるのか…?


もう少し詳しく  

ティム バートン監督のそれまでの作風を考えると珍しく現実を軸にしたお話です。
エドワードの死期が迫る重苦しい現実パートと、非常に華やかで楽しい青年期の回想パート。2つのパートの繰り返しで進行します。そのエドワードの回想、かなり無茶な大冒険が繰り広げられるのですが…果たして本当なのか?

終盤までは、「周囲の人たちが幸せな気持ちになれる嘘ならいいじゃない。」て思っていたのですが…違いました。エドワードの回想は嘘ではなかったのです!背ビレ尾ビレは付いていましたけど。
ウィルはその事を父の死後に知ります。
数年後、ウィルは息子に「信じられないような大げさな話」を聞かせていました。


観た後はこんな気分になりました  

楽しく正しく、ユーモアのある人生を送ってほしい。」というのがエドワードがウィルに向けたメッセージであり、要するにこの映画の主題だと感じました。
そしてラストはウィルが彼の息子にそういう事を教えている訳ですね。

他人が不快になったり悲しくなるような発信をする人がいたらそれは例え真実であっても良くない事です。逆に嘘や大げさであってもそれが世界を幸せにするのなら正しい事だと思えます。
そーいえば、ミスター適当(高田純次)も同じような事言ってたな…。


心に残ったセリフ  

エドワード :「コンゴのオウムはフランス語しか喋らない。ジャングルを歩くと見事なフランス語が聞こえてくる。話題も豊富でね、政治 映画 ファッション…だが宗教の話題は避ける。何故だか分るか?知らずに人の感情を害する恐れがあるからだ。」

なかなか知的で気の利いたユーモアだ。
中央アフリカに位置するコンゴ共和国は独立以前はフランスの植民地だった為、今でも公用語としてフランス語を用いるそうです。

高田純次:「オレはイタリア語がペラペラなんだけど、意味は分からないんだ。」

ん、アレ?知的ではないがミスター適当はエドワードと結構近いものがあるのでは??


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