【なかなか暮れない夏の夕暮れ】〜読書感想文〜
コレを夏になったら絶対やろうと思って
去年からずっと待ちわびていたの
夏の夕暮れが訪れるのを(笑)
コレ👇
江國香織さんの
アンニュイな空気感と
とりとめもなく淡々と流れるストーリーが
たまらなく好きです
この本は
50代の、親の遺産で悠々自適な暮らしをする男性が、
日がな一日ただただ読書を愉しんでるようなハナシで。
時々、身近な友人なんかが登場したりしつつも、
すぐに小説の中にのんびり引きこもる主人公が、
一人静かに自分のセカイを愉しんでる感じが大好きで。
この本の中に出てくる小説in小説(専門的にはなんていうのかしらこういうの…)の世界とか、そこから現実に引き戻されるときの感じとか、そういうのがすごくナマナマしくて、自分もそこに同化してゆくような感覚になる。
主人公の内側と外側をいったりきたりする感覚、というのかしら。
そういう感覚がとても好きで。
文章全体のなんだかぼんやりした空気感もとても好き。
そんなわけで
読んだのはずっと前だけど
季節の都合により満を持して
今さら読書感想文をしたためてみました(笑)
わざわざ本日の『夏の夕暮れ』に写真撮ったのよ👇
これでようやく思いは遂げられたところで、もっかい読み始めてる♬
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