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子育てvs仕事→究極のジレンマ

※私はサラリーマンをしながら、マイクロ法人を立ち上げ、色々な働き方を模索しています。

成功にも色々あるはず。

一般的に、成功と言えば億万長者ですよね。ただ、はたから見て経済的に大成功してる人は、独身の人が多かったり、家庭より仕事を選んできた人も多いように思います。(本当に偏見です、何のデータもありません)
感覚値ですが、自分たちの親世代、現在の50〜60代はそういう世代が多い気もします。バブル期に入社して、死ぬほど働いて、金銭的成功を収めるのが正しい、という流れが主流だったのだと思います。
でも、そこまでして収める成功は本当に幸せにつながるのか。
幸せが家族や友人らとの人間関係から生まれるという前提なら
そことのバランスをとりながら、自分が納得できる成功を収めることはできるのか。

そう言った悩みを、ここで整理していこうと思います。

家族のために働いてきたかもしれないが…

本業の時の話です。親会社から、出向してきてた上司は、ぱっと見、いわゆる成功者でした。全国とびまわって仕事して、出世して、子会社にいいポジションで出向!みたいな感じです。
しかし、話を聞いてみると、家族とのコミュニケーションがないとのこと
だから定年終えたら家庭に戻らずに一人で暮らそうかな、、、って言っていました。

なんと悲しい話でしょう。
それを聞いて、成功ってなにをもって成功なのか余計にわからなくなりました。
家族のために頑張っている仕事が、家族と離れる理由にもなり得るのです。

一方で、やりがいやアイデンティティもあるので、自分が納得するだけの仕事もしないといけないというジレンマもあります。
家族という大切な存在があるといっても自分の人生です。子供もいつか旅立ちますし、自分の人生を確立していくことも、アイデンティティを見出すことも大事です。

「子供生まれたから、仕事もっとがんばろうね」


子供ができた時、会社の上司に
「子供生まれたから、仕事もっとがんばろうね」
と言われました。
ちょっと敏感すぎるかもしれないですが、私は違和感を抱きました。

”こどもが生まれなくても元々仕事を頑張っているし、
なんなら子供生まれたから子供との時間も大事にしたい”

そう思う人もいるはずです。

「子供生まれたから、うまくバランスとって仕事してね」
くらいが上司のかける言葉でいうと、ちょうどいい気がします。

上司の一言は、社員のエンゲージメントに直結します。
いろんな価値観の社員がいることを考慮して、会社も、新しい働き方を受け入れていかないといけないなと感じました。
こんな発言がうまれた背景に、次のようなバイアスがあるとも思います。

男は仕事に生きるべき…?

今でこそ男性の育休もよく聞くようになりましたが、まだまだ普及してはいません。
やはり我武者羅に働いてきた上司世代は
子供がうまれたら、その分、もっと我武者羅に働こう!
という思い込みがあるきがします。

特に男性は、外で仕事をして稼ぐのが家庭を守る役目という刷り込みが
その世代にはあるのでしょうか。
女性にはそういった言葉をかける場面は流石にでくわさないですが
私以外でも男性にそういった言葉がかけられているシーンを見ることが多くあります。

たとえば、”ママ起業”という言葉はよく聞くけど、”パパ起業”はあんまり聞かなくないですか?
『ママは育児が大変で、その中で起業するから”ママ起業”は特別感があるけど、”パパ起業”は、そもそも男は育児しないというバイアスがあり、それで起業しても別に注目するものでもないから。』
という理由があるのかは分かりませんが、このことから”男は仕事に生きるべき”という見えない壁がある気がします。

個人的には、仕事に生きる、というより、仕事もプライベートもバランスをとって幸せになりたいと思っています。けれど、世の中的には、仕事で儲かるのが男であり、成功であるような風潮にあるのも事実です。

”自分は、何かを成すために、家庭とかプライベートを犠牲にしてまで成功を手にしたいのか”
そこまでしないとその成功は得られないのかもしれないけど、そうじゃない成功があっても良いのではないでしょうか?

ママ起業には色んな会社がまとめ記事を出している
パパ起業も、記事はあるが個人の記事が多め

白鯨も会社として、そういった受け皿になっていくためにも、家庭を顧みる働き方など自分にとって心地のいい成功を新しい価値観として確立していきたいと思っています。

松永的に、未だその思い描く”成功”に対して、納得感を持てていません。
白鯨として、経済的にも成長し、人を増やしても社員個々人それぞれが心地よい成功を手にすることができるウェルビーイングな会社にしていくことを目標に、自分なりの”成功”について模索していく日々です。

株式会社スタジオ白鯨とは》
That’s the way!その手があったか!をコンセプトに、より印象に残る動画で、様々な問題解決をサポートする動画制作会社です。普段はサラリーマン、副業で動画制作を行う2人が、自分たちなりの日常を楽しくするポイントをゆるくお伝えします。


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