佐藤可士和展 KASHIWA SATO
佐藤可士和展 KASHIWA SATO
2021.2.3-5.10(政府からの要請を受け、4月25日から国立新美術館の臨時休館により、中止となった。)
@国立新美術館 企画展示室1E(東京都港区六本木7-22-2)
入場料:1700円
★★★★☆
緊急事態宣言の発出で、ゴールデンウィークを目前に中止となってしまった。これで見られなくなった人も多かっただろう。
私はというと、いつこんなことになるか分からない状態がもう1年も続いているので、行く予定の展覧会は会期が始まったら早めに行く癖がついてきた。
佐藤可士和 小学生の時の作品↓
特大ボードに印刷された広告は、実寸大のものらしい。ビルボードやトラック・バスなどのラッピング、工事現場の囲いなど。
見たことのあるパッケージばかり。
ロゴデザインの展示室。
それぞれの企業やサービスを彷彿とさせる素材でロゴのオブジェが展示されていた。
Nボックスは車のエンブレム、今治タオルはタオル生地、団地の未来プロジェクトはコンクリートというふうに表現されていた。
楽天のキャラクター「お買い物パンダ」が佐藤可士和展キービジュアルの服を着ていた。(ここはフォトスポット。)
セブンイレブンパッケージデザイン↓
アートワークのコーナー。
HONDA Nボックス
UTの販売もされていた。
佐藤可士和は誰もが知るグラフィックデザイナーと言っても過言でないだろう。その仕事や実績も多くの人に知られているし、展示されているものは私も彼のデザインだと知っているものがほとんどだった。この規模で一同に作品が揃う展覧会を見ることができて良かったと思う。国立新美術館のロゴも展示されていたのが良かった。
あまりにも彼のクライアントの企業が大きい(そして多い)ため、展覧会のスポンサーには全く困らなかっただろうなぁ・・・などと下世話なことも考えてしまったが。
また、感染症対策のために動画の展示は最小限にしたという。それがYouTubeで公開され、展覧会に行った人でなくとも見られるのはお得だと思う。展覧会独自のYouTubeチャンネルがあり、コンテンツは見きれないほど充実している。
仲の良いアーティスト、村上隆との絡みも面白かった。
https://www.youtube.com/channel/UCxYmBxNRCI0OSV9MA3aIomg
展覧会URL
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