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人生、逃げたいときは逃げてもいい!〜留学時代の後悔〜

私は人材の仕事をしていますが、
新卒で入ったパーソルキャリアでは
「自責の念」を持つことの大事さを学びました。

「誰かのせいにするわけでもなく、
何かのせいにするわけでもなく、
社会、会社のせいにするわけでもなく、
起きた出来事にはすべて自分に責任がある
そうすれば、自分が成長できる。
自分の学びとなる。」

でも、人生いつもそんなきれいごとで片付けられないときもあります。

私の場合、唯一後悔しているのは、
「留学生活を諦めてしまったこと」です。

私は親と留学期間は2年だと約束をしていましたが、
私は絶対に4年制の大学に卒業すると心の中で決めていました。

でも、実際は2年半で帰国しました。
自分は仕方なかったと自分が成し遂げられなかったことを
正当化して今まで生きてきました。

実際、父親の商売がうまくいっていないばかりか、
父親は初期のガンが発覚しました。
それもあり、経済的な支援を続けることができないと
親からは言われ、諦めて帰国したんです。

当時は短大に通っていたのですが、
大学の編入試験もこっそり受けて合格していました。

でもいけませんでした。

というか、行かなかったんですね。

人に言う言い訳は、
親が病気になったから帰らざるを得なかったと。

完全に他責です。

本気の本気でなんとか学生生活を継続したかったらできたはずなんです。
奨学金制度を利用することや
親に借金することや
なんとか残る方法は必ずあったはずです。

今振り返ると、実は怖かったんです。
ようやくの思いで海外生活にも慣れ、
学校の授業にもついていくことができていました。

大学編入が決まった時点で、
より難題がのしかかってくるプレッシャーに押しつぶされていたんです。

でも、そういう自分と向き合うのが怖くて
「逃げてしまった」と今ならわかります。

その後、日本に帰国し、
英会話の講師をしました。
その後、日本の大学に復学をしました。

アメリカでの留学生活はそれなりに帰国後の日本生活に活かせていました。

ですが、どうしても引っかかっていました。
最後まで自分のやりたいことに突っ走れなかった自分。
中途半端な自分。
また勉強してアメリカに戻る勇気もない自分。

新しい日本での人生をやりきろう!と自分に言い聞かせていました。

そして4年前、妊娠したときに
思ったんです。
「子供には私と同じように言い訳できる環境を作りたくない!」
「いろんなオプションを自ら選べる環境で育てたい!」と。

自分の今までの後悔を全部子供に託そうと思い、
海外での出産を決意しました。

息子がどんな選択をするかは不明ですが、
今必死でバイリンガル教育をしています。

状況や親のせいにする子供にはさせたくないと思っています。

人生逃げたっていいときもあると思います。
でも、どこかでそれと向き合って、
行動に移せば、チャラになるのでは?と私は思っています。

他責にしたことは必ず後悔として残る。
それを自分なりに消化する。
それでいいんじゃないかなと思います。

だから、過去を振り返って後悔しても意味はない。
またそれをバネに強くなればいいと思います。

※ちなみに写真は私が息子を出産したときの写真ですw

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