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Photographing With, Vol. 17: Art ラインから消えたマイクロフォーサーズマウント - SIGMA 30mm F2.8 DN Art で散歩

こんにちは!Stroll & Snaps のリッキーです。
日常の中で出逢った魅力を撮ってます。

第7波、一日も早い終息を。

気がついたら SIGMA Art ラインから姿を消していたマイクロフォーサーズ   Micro Four Thirds   マウント。今日は、その消えたマイクロフォーサーズ用レンズのひとつ SIGMA 30mm F2.8 DN Art について書きます。
撮影勉強中のノービスなので高度なことは書けません。おてやわらかに。

機材の質感

金属製のバレル。シルバー(ブラックもあります)。丁寧に仕上げられています。2013年モデルですがレトロ感はありません。ラインアップ的には ”Art” に属していますが、外観はコンテンポラリーな印象です。

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Proudly made in Japan

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付属の黒いレンズフードがちょっとキュート。
耐久性のあるポリカーボネート製。

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オートフォーカス

快速。静音。
Linear AF motor(リニアモーター)で駆動。通電していない時に性質上カタカタと音がしますが、故障ではなく仕様です。
Inner-focusing(インナーフォーカシング)。フォーカシング時に前玉が繰り出したりしません。かっこいい。

AFの精度が高いため、もっぱらオートフォーカスで。さくさく撮れます。

手ブレ補正機能

手ブレ補正機能は搭載されていません。ボディ側(Panasonic LUMIX DMC-G8)の手ブレ補正でカバーします。

30mm ってどう?

35mm判換算60mm。標準単焦点。風景撮るにも、スティルライフ撮るにも、撮りやすい焦点距離です。画角 39.6 度。肩の力を抜いた strolling にすてきです。

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後継品

SIGMA 30mm F2.8 DN Art を含め、SIGMA Art ラインのマイクロフォーサーズマウント3種は全て生産終了になっています(2022年9月時点)。
30mm については SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporary が実質的に後継品となっている模様。

描写について

撮ってみました。ボディは Panasonic LUMIX DMC-G8。ふだんは官公署向け書類につけるお堅い説明写真の撮影に使っています。

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最短撮影距離 0.3m。がっつり寄れるレンズではありません。

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よく見ると色収差に気がつきますが、散歩で撮ってる分には問題になりません。上等。

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F22で。

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データ

Strolling の時にちょっと気になるデータをあげておきます。
焦点距離 30mm(35mm判換算60mm)
開放絞り値 F/2.8
最短撮影距離 0.3m
最大撮影倍率 1:8.1
重量 140g
フィルター径 46mm

リッキーにとって魅力のレンズか?

軽量。快速&静音のAF。撮っていて疲れません。

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SIGMA らしい解像感が good です。

花弁の部分を拡大してみると。。

もう一歩寄れないところが玉に瑕ですが、散歩にはなかなか乙なレンズです。

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Photographed with a SIGMA 30mm F2.8 DN Art
on a Panasonic LUMIX DMC-G8

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