見出し画像

持久系アスリートが取り組むべきウエイトトレーニング。。。

最近では、持久系アスリートにとってもウエイトトレーニングが重要であるという考え方が普及、浸透しつつありますが、まだまだ誤った情報が飛び交っているのも事実であり、危険とも思しきウエイトトレーニングを行っていたり、非効率極まりないウエイトトレーニングを行っているケースを多々見かけます。

折角、競技練習以外にウエイトトレーニングに取り組む訳ですから、ウエイトトレーニングに割く時間が無駄にならないように、そして、無駄な労力を費やさないように、更に無駄なケガをしないように、正しく安全で効率的かつ効果的なウエイトトレーニングに取り組んでいかなければなりません。

これまでに何度となく「持久系アスリートにとってウエイトトレーニングが重要である」ということについて言及してきましたが(その内容は以下のマガジン内の記事を参照下さい。)具体的に何をどのように取り組むのかについては言及していませんでした。

そこで、今回はGS Performanceの加賀コーチの協力・了承を得て、持久系アスリートが取り組むべき運動種目を以下に紹介していきたいと思います。(ここで紹介する各運動種目のコンテンツはGS Performanceの有料コンテンツとなりますので予めご理解下さい。)

持久系アスリートがウエイトトレーニングに取り組む上で重要になるのが股関節伸展筋群(殿筋、ハムストリングス)の筋力および柔軟性を如何に安全かつ徹底的に強化するかであるといえます。(その理由については、当方の過去の記事でも幾度か言及していますので、そちらを参照して下さい。)

そこで、まず紹介するのがGS Performanceで行っているReverse Lunge、Romanian Deadlift (RDL)、Deadlift (DL)という運動です。

GS Performanceで行っているこれらの運動種目は安全かつ効率的、効果的に殿筋、ハムストリングの筋力を強化することが可能です。

また、これらの運動種目は基本的に殿筋とハムストリングにフォーカスしたものではありますが、実際には肩甲骨周辺筋群、腰背部筋群も動員する運動であり全身運動であるといえます。

従って、ウエイトトレーニングに割く時間を極力少なくしなければならないような状況があるならば、これらの全身運動種目をしっかり取り組むだけで十分に目標を達成することが可能であるといえます。

しかしながら、そもそも持久系アスリートの多くは十分な筋力を有していない場合も多く、上半身の筋力(特に肩甲骨周辺筋群の筋力)が不十分であるが故に上記の全身運動種目が適切に実施出来ない場合も出てきます。

もちろん、それでも尚、ひたすら上記の全身運動種目をやり続けることで、肩甲骨周辺筋群の筋力も強化され、上記の全身運動種目が適切に出来るようになるともいえますが、それは時間的に非効率であるともいえます。

そこで、より効率的に全身運動種目を実施するために上半身の運動種目、特に肩甲骨周辺筋群にフォーカスした運動種目に取り組むことも重要になります。

また、持久系スポーツに関して上半身の筋力が大きく貢献するケースも多々見受けられます。(例えば、自転車競技における走行時の上半身の固定や登坂時には上半身の筋力が大きく貢献しますし、ランニング競技における腕振りにも上半身の筋力が大きく貢献するといえます。)

更に、競技技術の修正・改善(例えばランニングフォームの修正・改善)を図る際に、上半身の筋力があることで技術の修正・改善が容易になるというメリットも生まれます。

これらのことから、全身運動種目に合わせて上半身の運動種目にも取り組む必要性が出てきます。

そこで、以下にGS Performanceで行っている肩甲骨の可動域を向上させる上半身運動種目を紹介します。

以上の上半身運動種目を全身運動種目に合わせて実施することで、より安全で効率的、効果的なウエイトトレーニングが実施出来るといえます。

そして、これらの運動種目をどのような形(例えば各運動を実施する順番やセット数、レップ数、等)で実施すれば良いのかということについては、以下の記事を参考にして下さい。

上記の記事内でも記述されていますが、トレーニングプログラムを作成し継続的にウエイトトレーニングを行っていく際の大前提にあるのが全ての運動種目のテクニック(フォーム)が習得出来ているということです。

各運動種目のテクニックの習得については相当な時間を有し、動作感覚とでもいうべきセンスも必要となりますので自分自身では到底成し得ない場合も多く、可能ならば実際にGS Performanceでトレーニング指導を受けることをお勧めします。

現在、GS Performanceでは以下の通りアスリート対象のスペシャルオファーを受付中ですので、この機会に是非ともGS Performanceでウエイトトレーニングに取り組んでみては如何でしょうか!?

また、今回、紹介した筋力系運動種目に取り組み然るべき筋力と柔軟性が向上した段階で、パワー系運動種目であるオリンピックリフティング種目やプライオメトリックトレーニングを実施することで、ランニングエコノミーの改善、向上といった動作効率の改善・向上にも更に貢献出来るため継続的にGS Performanceでトレーニング指導を受けるべく検討することをお勧め致します!

よろしければサポートをお願いします! いただいたサポートはクリエーターとしての活動費に使わせて頂きます!!