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203 50代教員としてやるべき振る舞いとは

賢明に語ることほど難しいことはない。だがしかし、賢明に沈黙することは、それ以上に難しい。

今まさに50代である私が今回のタイトルのようなことを語るのは、甚だおこがましいことは承知の上で、少しお話しさせていただきます。

30代から40代にかけて「若手を育てなければ!」と感じて一所懸命あれやこれやと頑張っていました。

そういう時って当然、たくさん語りますし、行動もします。育成が成功するか失敗するか、これは相手のあることですし、時の運みたいなものも正直あります。

成功、失敗関係なく、その時の全力で相手と向き合うことが大切なのだと思います。そのため「懸命に語ることは難しい」と感じるでしょう。

30〜40代は、それでいいと思います。

でも、50代になって、これではたぶんマズいのです。なぜなら50代で、同じことをしていると、育成に頑張る30〜40代のメンツが潰れます。

そして、何より若手がビックリしちゃいます笑。

若手だけでなく、30〜40代もそうですが、あまりに語ると基本的には煙たがられるだけです。おそらく良かれと思って語っていると思うんですが、単純に年上すぎて言ってることが古い…(仮に古くなくても古い…)と感じられ、むしろマイナスイメージで終わりです。

なので、50代教員としての振る舞いの基本はズバリ「賢明な沈黙」です。

「賢明な沈黙」とは、普段は話さずとも、皆の様子をよく観察し、聞かれたら常にアドバイスできるように心構えしておくこと、かと思います。

この「聞かれたら」が大切です。

聞かれもしないのに、ついつい語ってしまうから煙たがられる。

50代は、間違いなく必要な存在です。ただ、ここぞという時に頼ってもらえる準備をいかにしておくか。

「賢明な沈黙」は「賢明に語る」より難しそうですね。

かく言う私は、実践中です…。
頑張ります…。



19世紀ドイツの詩人ボーデンシュテットのコトバ。


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