暑いのは苦手だけれどクーラーの風も苦手だという話
晴れ渡る空は好きである。
特に夏場のそれは日差しが強くて生き物にはしんどいけれど、陰影のはっきりした景色と、日が延びた長い夕刻のノスタルジックな太陽光が好きだ。
しかしわたしはもやしっ子なので(体形はもやしじゃないのが不思議でならないのだけれど)、夏場に長時間外へ出るのが苦手だ。
そしてもう一つ、夏場に苦手なのが、クーラーだ。
自宅や狭い空間で使用しているクーラーの風が、身体に当たるとすぐに不調をきたす。
今日もそんなわけで、午後からは鼻水とくしゃみが止まらず、次第に頭痛が酷くなり、顔と頭がぱんぱんに膨張しているのではないかと思われる不調にさいなまれた。
明日は休みなのに、最悪な在宅日となった。
今の部屋では、構図的に、もろ風が当たる場所に机を設置している。
ていうか、そこぐらいしか今のところ許容できる場所がないのだ。
机の横にはセミダブルのベッドが鎮座しており、こちらにも少しだけ風が当たる。
商業施設は既に空気が冷えていて、風が体に当たる事はめったになかった。
だから転職し、在宅になり、久々にクーラーの風の向きを意識するようになった。
机を移動させるくらいしか対策は無いのだろうか。
体調に支障をきたすので、大いに困っている。
いつかセントラルヒーティングのような、風を出さずに空気を冷たく出来る技術が出来はしないものかと、星新一賞のページを眺めながらふと思うのだった。
おしまい
頂いたサポートは、note記事へ反映させます! そしてそのサポートから、誰かとの輪が繋がり広がりますように...