あきる

揺蕩う思考の流れから、書きたい時、書けそうな物を拾ってはぽつぽつと言葉にしてみている。…

あきる

揺蕩う思考の流れから、書きたい時、書けそうな物を拾ってはぽつぽつと言葉にしてみている。 30代の思考回路。

マガジン

  • 天気が良い日はホラー映画!

    天気が良い日中にしか見れないけれど、ホラー映画が好きです。 晴れた日に見たホラー映画の感想とか。 ちなみに精神攻めが得意なジャパニーズホラーが大好きですが、 心霊スポットやお化け屋敷は大嫌いです。

  • 読む読む

    感想文や本に関することの、自分の書いたもののまとめ。感想がメイン。

  • 好きの渋滞を語る

    好きなもの、ことについて。書きたいことを綴っています。

  • うちにいるひとびと

    うちにいるひとびと、草花のはなし。 植物がいる生活についてとか。

  • 溢れた詩声

    刹那的感情や思いを、言葉で。 好きな言葉を綴れるように。 大事な言葉を忘れないように。

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男性の本当の気遣いは、普段の所作の中にある

優しい人 行動力のある人 引っ張っていってくれる人 前向きに考える人 いざという時頼れる人 「人」とは書いたものの、多分「男性」に置き換えると、出会い系のサイトにおける女性への謳い文句にしか見えない。 いや実際、「こういう男性が往々にして求められるよねー」と思って列挙してみたのだけれど。 個人が求めるものは置いておいて、世間的によく言われているこれらの要求は、とても感覚的だと思う。 または、とてつもなく現実的な、身長とか年収とかもある。 わたしにとって、「愛」がなんである

    • わたしとチョコレートと、誰かの笑顔

      カレンダーを見ながら、焦っていた先々週。 時間がない。 週末も予定がある。 今年は流石に行けないか・・・。 何に焦っていたかというと、バレンタイン催事。 毎年バレンタインの季節になると、百貨店はこぞってバレンタイン催事を催事場で開催している。 その催事でしか買えないチョコレートや、ポップアップしか行わないブランドのチョコレートが一堂に会するわけである。 人出はどえらい多いけど、それでも前職の頃から欠かさず毎年行っていた。 それが今年は雲行きが怪しかったのだった。 基

      • アサヒのジョッキビルと、ホッピー通り

        ホッピー通りで飲もう。 という話になったので、夕暮れ時から浅草へ繰り出してきた。 今年は初詣と、合羽橋散策と今回とで、すでに3回も浅草へ行っている。 週末の浅草は相変わらず観光客が多く、日が暮れ始めると、今度は飲食店が賑わい始めていた。 ホッピー通りは初めてだったのだけれど、上野から御徒町へ続くアメ横のように、軒先にビニールを下ろした簡易な酒場がたくさんあった。 1日に吸う本数は少ないけれど、愛煙家としては、煙草が吸える空間が多いのは助かる。 特に火煙草がOKなところと

        • 器を探して三千里:コーヒー編

          神楽坂にある工藝屋さんことコハルアンで、12日まで「コーヒーのある景色」展を開催しているということで、晴れて穏やかな日差しのもと、いそいそと神楽坂へ繰り出してきた。 1年以上前にはなるけれど、東北の手仕事展を開催されていた際も、ひっそりとお邪魔してきたことがある。 インスタで器やカップ、その他諸々の素敵な写真を日々上げてくださっており、特に今回のような企画展の際には、出品されている作家さんごとに作品の写真を載せてくださったり、企画展の一角の写真を載せてくださったりする。

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          日々の指針をオラクルカードに託してみた

          よっぽど強くない限り、人は何かにすがらないと生きていけない生き物だ。 だからこそ、宗教があり、神の存在が説かれているのだと思う。 なんて、仰々しく言ってはみたのだけれど、その「すがる」ものが神とか全知全能的な存在とかである必要はないのだ。 そして、そもそも「すがる」という言い方が少し悲観的すぎるのかもしれないけれど。 書いた記事に「いいね」が付くと、付けた人のnoteを見に行きたくなる。 何をこの人は書いているのだろう、 何を思ってこの人はいいねを押してくれたんだろう、

          日々の指針をオラクルカードに託してみた

          明瞭な世界で曖昧とニュアンスを表現する

          白と黒 はっきりとしか目には映らないその二色を使うって、なかなかに知識とセンスが試されるのではないかと常々思う。 そこには視覚的な曖昧さは一切存在せず、ばつりと明瞭な線が引かれた世界しか見ること、表現することができない。 久々にこの土曜日、美術館へ行ってきた。 昨年から気になっていたのだけれど、なかなか行くタイミングがなく、結局展示期間終了1週間前となってしまった。 あ、ちなみに、土日に行かれる場合は、絶対事前にチケット取っておいた方が良い。 なぜならわたしは14時過ぎ

          明瞭な世界で曖昧とニュアンスを表現する

          「趣味」が生まれてくるところ

          会社の後輩の男の子が、 「僕、趣味ってないんですよね…。だから何か趣味を作りたいんです」 と思案顔で、時折呟く。 仕事柄、プロジェクトが変わると、人も変わる。 そうして時折、プロジェクトのメンバーと飲みにいくこともあるのだけれど、そういった飲みの席で、まず導入の話題として上がるのが、休みの日は何をしているのか、とか、趣味はなんですか、と言う話し。 そういった話の際に、後輩くんは困るそうだ。 「趣味」って言われると、なんだか答えづらい、とわたしは思う。 多分それは、わたし

          「趣味」が生まれてくるところ

          新年の祈願を携え、詣参る

          三連休中日である日曜日。 三が日は終わってしまっているけれど、着物姿の若年層を尻目に、浅草寺へ初詣へ行ってきた。 ピークをずらしての初詣の波なのか、浅草寺は人が多かった。 また、観光客なのか、外人さんをよく見かけた気がする。 昨年は三が日内に明治神宮へ参拝した。 これまではサービス業をずっとやってきていたから、三が日は絶対に参拝できなかったし、三が日以降に初詣へ行こう、という気も起きなかった。 だから、明治神宮へ行くのも初めてだし、三が日中の真っ昼間に参拝するのも初めてだっ

          新年の祈願を携え、詣参る

          後厄でも、機嫌よく生きていく

          お久しぶりです。 そして、明けましておめでとうございます。 うわ、気がついたら1年経っていた、最後のnoteの投稿から! 気分任せにしなやかに生きた結果、noteの更新を行わなかった1年だった。笑 昨年は本厄だった。 ただそれも、初詣で行った神社で初めて知ったのだけれど…。 思い返せば、嫌なこと、辛かったこと、大変だったこと、たくさんあった。 けど先人の知恵なのか知らないけれど、それら全部、 「いやー、今年わたし厄年だからねー、仕方ないよねー」 なんて思うようにした結果、

          後厄でも、機嫌よく生きていく

          本厄の力量を試す1年にしようと思うわけで

          明けてから4日も過ぎているけれど、新年のご挨拶をば。 新年、明けましておめでとうございます。 最後のnoteはおよそ3ヶ月前。 月日が過ぎ去るのは早いもので、もうそんなに経ったのか。 なんだかんだ、仕事が佳境に入り、11月と12月は残業が親友となっていた。 24日には仕事を納められるはずだったのに、27日は出勤しなくてはいけなくなり、月曜日に仕事納めというなんがかとても損をしたような気持ちになる12月の最終出勤日だった。 3日に明治神宮へ初詣へ行き、そこで今年は本厄だ

          本厄の力量を試す1年にしようと思うわけで

          駅前にマッチ売りの少女(女性)がいた話

          システムの開発工程に入ったけれど、担当しているモノがなかなかうまく軌道に乗らず、在宅の日も出社の日も、小一時間ほどの残業が続いていた。 その日もそうやって小一時間残業して、結局わたしが出来ることなんて大してなかったから、終わらないな、とぼやきながら帰ってきた。 次の日は土曜日。 ならばスーパーでお酒でも買って帰ろう。 そう思って高架下にこぢんまり収まっている駅を出てすぐ左に折れたところに、彼女はいた。 おろおろしながらも、一所懸命「すみません」と、帰宅してスーパーや家路へ

          駅前にマッチ売りの少女(女性)がいた話

          快刀乱麻を断つも、優しさ、返す刀無し:Knives Out

          CMで見たダニエル・クレイグの印象しか残っていなかったのだけれど、実は、クソ野郎役でキャプテンアメリカことクリス・エヴァンズも出ていた。 ほんとにクソ野郎役だったのだけれど(ここは強調するよ)。 クソ野郎が70%を占める映画だったけれど、クソほど面白かった。 時は現代。 世界的に有名なミステリー作家のハーラン・スロンビー氏は、85歳の誕生日を迎え、一族から盛大に祝福されるパーティーが開催された。 途中、ハーランの孫であるランサムとハーラン自身が口論となり、ランサムがパーティ

          快刀乱麻を断つも、優しさ、返す刀無し:Knives Out

          多くの人の目に触れるものじゃなくて、誰かがなんとなく気付くそよ風になるよ

          ベッドの上に寝転んで、活字に目を落としていたけれど、ふと顔をあげた。 ベッド脇に脚を出して置いているIKEAの折り畳みのローテーブルの上には、さっきスーパーで買ってきた白ワインが入ったグラスがキラキラ光っている。 昼と夜の間のような色の外の景色が、葉っぱ模様のカーテンの間から覗いていた。 夜になって気温は落ち、外からの風でカーテンが揺れている。 文字を書かなくなってからひと月が過ぎていた。 書きたいことなんて実際たくさんあるし、日々生きていれば、思うことや考えることもたく

          多くの人の目に触れるものじゃなくて、誰かがなんとなく気付くそよ風になるよ

          潮騒と青い空とコースのランチ

          千葉県に住んで7年目になる。 郷里は埼玉なのだけれど、千葉に行くことなんて、ディズニーワールド近辺だけだった。それも高校生まで。 グルメでもなければ、万年金欠だったから、国内旅行ですら苦しかった学生時代。 バイトでせっせと貯めたお金は、身を飾るものに変身していた。 社会人になってから、SNSの急速な普及も相待って、様々な場所やもの、事象などを目にする機会が増えた。 先日、潮騒に呼ばれて、海へ行ってきた。 けれど実はその海はおまけで、元々の目的は気になっていた、いすみ市にある

          潮騒と青い空とコースのランチ

          お邪魔してきた話

          6日から夏休みに入った。 1週間の夏休みとなり、今から来週の社会復帰が危ぶまれている。 わたしの仕事は基本、自社以外の会社でのプロジェクトに参画する形となっている。 わたしが所属している会社自体は小規模なので、同じプロジェクトに自社の同僚が入ってくることは稀だったりする。 アウェイ環境にいるのだけれど、今回参画しているプロジェクトでは、家に遊びに行けるほどに仲良くなった人がいる。 そんなわけで、6日と8日は、仲良くなった人の家へお宅訪問をしてきた。 6日に伺った人は、

          お邪魔してきた話

          風と潮騒の香りが呼ぶ方へ

          気がついたら7月も終わって、本気の夏がやってきていた最近。 半年って、長いようであっという間だなと、毎年しみじみ感じるこの時期。 晴れた日の遠くの雲の輪郭が、はっきりしていて綺麗だ。 基本的に暑いのが苦手なので、大学も留学も北上することが多い。 けれど、そんな旅行にもいけないので、せめてもで、海へ行きたいとぎゃーぎゃー喚いていた昨今。 海行って泳ぎたいけれど、水着がないんだけどね(ぇ そんなわけで、所用があって、チーバくんの背面が海岸、大原海岸へ行ってきた。 当初は海に

          風と潮騒の香りが呼ぶ方へ