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「私らしさ」を、教えてもらった2022年
今年も少しだけ、2022年の振り返りをば。
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今年の私は、なんだか停滞していたように思う。一歩進んだと思えば五歩下がり、百歩進んだと思えば五百歩下がり。そんな日々だった。
夏ごろに突発性難聴になり、普段通りの生活が送れなくなった時期があった。本当に怖かったし、毎日泣いていた。
どうして身体のSOSを聞いてあげなかったんだろうって、自分を責めた。
無事に聴力が戻った今、音楽が聴けることや友達と話ができる、そんな日常に戻れたことに幸せを感じている。
今年の私は、自分のことよりも他の誰かのことばかり考えていたし、誰かのために生きていた1年だった。
けど、自分と向き合って、自分のことを考える時間もたくさん作ることができたと思う。
自分と向き合う作業は、とにかく苦しい。
目をそらしたくなるような自分の弱さと向き合わなくてはいけない。自分と向き合って行動できるようになったのは、11月頃になってからだった。
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自分と向き合って気づいたことがある。
人は、もっとわがままに、正直に生きていいはずなのだ。
悲しい時は泣いていい。嬉しい時は思いっきり喜んでいい。嫌なことはやめていい。自分を大切にしてくれない人とは、距離をとっていい。
そんな当たり前のことを、いつの間にかやめていた自分がいた。
人は時に、周りの声が聞こえなくなる時がある。そういう時期があって当然だ。だけど、殻にこもっていても、何も進まない。進めない。
とにかく、素直になること。
不器用でも、かっこ悪くても、自分なりに前に進む努力をすること。
私がこういったことに気付けたのは、いつもそばにいてくれた友人や知人のおかげ。
沢山助けてもらったから、来年は恩返しがしたいなと思う。
いつもそばにいてくれるみんな、本当に本当にありがとう。
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仕事では新しい挑戦を沢山して、新しい出会いも沢山あった。
色々な考えに触れるたびに、「自分はこう思う」というものが少しずつだけど明確になってきたような気がする。
編集やディレクションの仕事をするようになってからずっと「自分にしかできない表現」が欲しかった。自分の色をずっと探し続けていた。
だけど、この1年で「南さんに頼みたい」と言ってもらえる仕事が増え、周りの人に「私らしさ」を教えてもらっている感覚がある。
今まで、自分の色は私が見つけるしかないと思っていたけど、案外、周りにいる人の方が私のことをよく知っているのかもしれない。そんな気がする。
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何はともあれ、こうして年末を迎えられていることにホッとしている。
「今年も色々あったけど、楽しかったなあ。」そう思いながら年末を過ごせることって、すごく幸せだと思う。
私はこの先も、今年も楽しかったなあと思える人生でありたいし、この気持ちを忘れずに生きていきたい。心からそう思うのです。
このnoteを読んでくださっているあなたも、今年も1年、本当にお疲れ様でした。
来年も良いことがありますように。
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