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疲労骨折中です。

最近の話を、少しだけ。

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2021年8月。
シンプルにとても忙しかった。ありがたいことに、仕事もプライベートも予定がパンパン。こんなに毎日何かに追われているのは初めてだった気がする。
少しでも足を止めると、足がもつれてしまいそうな毎日。足がもつれたら、もう立ち上がれない気がして、後ろは向かずに前だけ向いて走っていた。

そんな中で、気分転換も兼ねて友人が住む田舎の古民家へ1週間ほど滞在した。
畳の部屋、クーラーがなくても涼しい朝と夜、田んぼ道。私にとって、どれも見覚えのあるもので、今はもう存在しない祖母の家を思い出した。

ここにいるだけでストレス発散になる。そんな場所だった。やっぱり私のルーツは田舎にあるんだと再認識した日々だった。

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2021年9月。
8月の疲れもあってか、一気に体調を崩した。体調を崩したといっても、大きなものではない。妙な倦怠感と微熱が続くようなもの。気がつけば、いつしか生理も止まっていた。
昨年、子宮筋腫核出術を受けたばかりの自分にとってこの事態は、とてもとても恐ろしく、「また再発したのでは……」と不安な日々が続いた。(結果、再発はしていなかった)

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心と体は繋がっているとは本当のことで、体の調子が悪くなると気持ちも落ち込みがちになる。何事も無理は良くない。

昔から、私は周りから「考えすぎだ」と言われるほど思考するのが大好きで、常に「どうしてこうなったんだろう?」とか「これはどうして?」とかを考える。
何か問題が起きても、「解決するためにはどうしたらいいんだろう」と考えるし、解決するまでとことんやり切る癖がある。この癖は、良い方向に作用することもあれば悪い方向に作用することもあるので、長所とは言えない。

だけど最近、「考えることを放棄する」ことがよくある。厳密にいうと、考える元気がない、んだと思う。
「このことは、もう考えないようにしよう」「今は考えたくない」なんて思うこと、今までなかったので、自分でもびっくりしている。でも、私が考えなくても毎日は過ぎていくし、何事もなく終わっていくから、きっといつもは考えすぎなんだと思う。

多分これが今の自分の限界で、身も心も疲労骨折中なんだなと気付いたのは最近のこと。
色々と周りに甘えてしまっているなと自分を責めてしまう瞬間もあったけど、考えることを放棄することも、何かを手放すことも、そんなに悪くないと思う。

自分の逃げ道は自分で確保しておかないと。いつだって自分を守ることができるのは自分しかいないし、自分の機嫌を取るのは自分自身なのだ。

だから私は、最近夜更かしをやめて22時には布団に入り、23時にはもう寝ている。「もっと家事したり色々することあるんじゃないの?」って?そりゃあありますとも。
でもね、今はたくさん寝たい気分なんです。たくさん寝て、たくさん美味しいものを食べたら、いつのまにか疲労骨折も治っていることでしょう。

長い人生だし、走り続けなくても、立ち止まる時期があったっていいんだと思う。
皆さんも、ご自愛ください。おやすみなさい。

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