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[レポート]評価がCommunityにもたらす変化とは?(ラーニングストーリー学び合い)

[開催報告]ラーニングストーリー学び合い"コミュニティ"

ラーニングストーリー学び合い。2023年6月は、ラーニングストーリーが子どもの学びにもたらす変化の一つとして、「Community(コミュニティ)」に着目し、実際のラーニングストーリーを読みながら、グループディスカッションを行いました。

以下note記事もご参照ください。

当日の様子

「コミュニティ」と聞いてイメージすることを共有
オンラインと会場のハイブリッド開催
実際のラーニングストーリーを読みながらディスカッション

参加くださった皆さんの振り返り

※一部をご紹介

コミュニティは有機的なもの

有機的で形がないもの 「つながり・結びつき」
そしてコミュニティの自然発生を助けるのがラーニングストーリーなのかもしれないと思いました。
そんなところから、色々とヒントをいただきました!

子どもの興味関心(点)を繋げていくことが大切

学びのコミュニティの発展を支える側面の③「学びと家庭を結ぶ(家族も参画する)」といった考えに深く感動しました。
保育園での生活で気づいたこと、発見したこと、感じていることを家庭へ発信していくことで、子ども達の興味関心が点で終わらず、繋がっていっている雰囲気を感じました。
今後も子ども達の興味関心・学びを発信してつながり・ひろがりを深めて行きたいと感じました。

ディスカッションを通してコミュニティの捉え方が変化

ひとつの穴の事例から、これだけ話題が発展し共有出来るという事は、それだけ参加者が子どもの目線になり、子どもの心に寄り添って日々過ごしているからだと感じた。そういう関係人口を保育園や幼稚園に留まらずどんどん広げ増やしていきたい。
「What's Next」もいくつもあっていいのだと思う。間違いも正解もない。
最後に司会の方がおっしゃった、最初と最後ではCommunityのとらえ方が変化したことがはっとさせられた。

英語も馴染んできた!

会場の雰囲気も、英語の混じる「ニュージーランド感」があって、最初は英語苦手な自分に気後れしていいましたが、「この表現で合ってる?」「スペルは?」などのやり取りを聞いているうちに、英語も馴染んできて、テファリキを理解するのに必要だと思いました。 (自分のメモに、こんなに英語が書かれたのは初めて…!)

何気なく聞いていた言葉を様々な視点で考えられた

普段何気なく聞いていた「コミュニティ」について様々な視点や角度からの考え方を聞け、学びとなった。

文献や講演などのインプットだけでなく、皆の知を集結して意味を捉え直すこと。この学び合いは、そんな概念獲得の楽しさを体験する実験場としてありたいと思います。


次回の学び合い…テーマは「Competent Learners」

共に考え学ぶ、そのきっかけとして、デジタル・ラーニングストーリー「ストーリーパーク」では、ラーニングストーリーをテーマとした学び合いを継続的に開催しています。

単発参加もOK、現地(東京)とオンラインのハイブリッド開催です。

「子どもたちは、有能で自信に満ちた学び手であり、コミュニケーションの担い手である」
"[Children are] competent and confident learners and communicators..."

上記は、ニュージーランド乳幼児教育カリキュラム「テ・ファーリキ(Te Whāriki)」が示す子ども観の一節です。
この子ども観を、先生・家族と共有するためにも「ラーニングストーリー」が普及しています。

今回の学び合いでは、
ニュージーランド教育省によるラーニングストーリー事例集「Kei Tua o te Pae」Book6 ”Competence(コンピテンス)"を参照しつつ、
「有能な学び手」とはどういうことか、皆さんとディスカッションしたいと考えています。

詳細・お申し込みはこちら



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