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10年前にライターのしごとをして感じたこと

上の子を妊娠中、短い期間ですがライターのしごとをしたことがあります。
上の子は10才なので、もう10年も前の話。

当時はちゃんとしたクラウドソーシングとかまだなかった時代だけど、ネットを探せばそういうサイトはそれなりにあった。
もしかしたら悪質なクライアントとかも、いたかも。
幸いわたしはトンズラされることもなく、お金もちゃんと支払ってもらえました。

継続してやったのは、
・人のブログの記事を書くしごと
・テーマを与えられてバーッと書くしごと
あとは単発をいくつか。
月に2〜3万は稼げてました。
安価だったけど、直接やり取りしていたので手数料とかも取られなかったし。
なんせ当時はヒマでした。
上の子の妊娠中って子供のいない主婦と同じなので、時間があればカタカタ書いてました。

出産までの期間限定と決めて、お小遣い稼ぎと割り切ってやってました。
今さら外に働きにいくこともできないし、それなら在宅で、パソコンでなにかできないかな…と思って始めたこと。
文章を読むことも書くことも趣味みたいなモノだったので、それを生かせないかな、と。

それでも3ヶ月くらいやってると、わたしの心に変化が芽生えてきました。
変化というか、はっきり言うと不満です。

自分の書いた記事は、自分の名前で出したい。

こう思うようになってしまった。
安価な報酬よりも、コッチで気持ちがザワつくようになったのです。


10年の時が流れて、わたしはフリーランスに挑戦したいと思うようになりました。
それならやっぱり、書くしごとがしたい。
でも、10年前と同じ轍は踏みたくない。
いろいろ調べていると、佐藤友美さんの本に出会いました。

中身はボリューミィな情報がたくさん詰まってたんだけど、わたしが1番、ビビビときたのはココ。

・自分のクレジット(名前)が載るかどうかはものすごくこだわる。
・載らないと言われたら交渉するか、ギャラを2倍にしてもらう。
・折り合いがつかなければ断る。

わたしが1番気になってたところです。
ザワついていた気持ちがスッキリして、前を向くことができました。

人によっては「だれかの役に立ってることがうれしい」と、気にならない人もいると思う。
わたしも昔は「お金もらえたらそれでいいや」と、深く考えずにやってました。
でも心がザワついてしまったので、今度は気をつけようと思ってます。

納得できるしごとにたどり着けるように。
同じまちがいをしないように。
そのために時間の使い方を考えて、力を入れるところを見極めたい。
安価でクレジットが載らない記事作成に時間を使うよりは、noteや公募に力を入れたい。

アラフォーにとって時は大金なり、です。

あとは書くしごとと言っても多岐にわたるので、自分はどうなりたいかもいろいろやりながら考えたい。

今はまだ手さぐり状態ですが、
「3年後、見てて」
と息子(10才)に言ってしまったので…やるしかない。
そう決意を新たにしていると、
「3年はおそい」とダンナに言われてしまい、2年になりました。ウーン

がんばって、ちょこちょこ進捗を綴っていきます。(今は #エピソードゼロ です)

きっとできるハズ。できますとも。できるに違いない。できたらいいな。


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