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高齢者片麻痺自宅介護

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2020年10月の記事一覧

片麻痺高齢者の病院リハビリ

片麻痺の高齢者が病院でリハビリを受けたいと言っても簡単には受けられない。

まず、主治医の診断がいる。

母の場合は近くにかかりつけ医がいるのだが今回リハビリをして貰う病院では整形外科の先生の受診が必要だった。

改善する余地があるかどうかということだが、幸いにも寝たきりにならないということの対策として聞き入れてもらった。

この辺は家族の協力も判断材料とのこと。

それはそうだ。まず、病院に連れ

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介護計画について

今通っているところは2つで今度3つにする予定。

①一日デイサービス 月、水、金

②運動デイサービス 火、土 3時間ほど

③病院の通所リハビリ

しかし、介護計画を出して来るのは②で①は出して来ない。

介護計画とはどのような事を目標として介護するかという計画なので出来れば出して来てほしい。

例えば機能回復なら歩けるようにしましょうとか、服を一人できられるようにしましょうとか、座っている時間

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機能回復リハビリについて

片麻痺の機能回復リハビリに母を連れて行った。

介護保険でやってくれるリハビリをやってくれる病院は余りない。

しかし、ちゃんとした療法士さんにリハビリしてもらえれば短い時間でも有効だと考えている。機能リハビリは20分しか行って貰えない。一日3時間やっていた回復期リハビリと比べると物足りないが仕方ない。

母の状態であれば本来訪問リハビリを受けたいところであるが、訪問では来てくれない為通うしかない

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要介護5のリハビリについて

要介護5だとリハビリがまず受けられない。

上半身を起こす事すらできないからだ。寝返りがうてないと床ずれを起こすので出来れば寝返りをうてるようにはなってもらいたい。

しかしうちの母は右半身の麻痺の為、寝返りをうつことができない。

必然的にマッサージが中心となる。

しかしマッサージでも良いのかもしれない。

マッサージすらしないと拘縮と言って手足が固まってしまうのだ。

本当はストレッチをさせ

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会話の重要性

母はもう日付が分からない。また、よく寝るので昼寝と夜たのとの区別がつかない。

よる寝た時はパジャマなのでよく考えればわかるはずだがそれも出来なくなって来ている。

デイサービスには行っているが、コロナの今の時期、友達のところに連れて行くことも出来ない。

電話やZOOMを利用して、親族と毎日会話をさせている。ささやかだがこれは娯楽でもあり訓練でもある。

猫などを飼って観るのが良いかも知れない。

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腰痛などの痛み

腰痛などの痛み

母は右半身の片麻痺で起き上がれないが、介助付きで一応起き上がる訓練はするらしい。これは行っているデイサービスでお願いした事だが一応少し運動っぽい事をお願いしている。それは、寝たきりになるべくならない為だ。

ただし、しっかりストレッチというか身体をほぐしてからでないと痛みが出る場合がある。

幸いにして母の場合は拘縮は余りでていない。

右手の人差し指が硬いがこれは昔からかもと思っている。

頑張

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介護する家族から見た医療現場

日本の医療体制は崩壊寸前だと思う。

何より人材不足が深刻だ。

母が脳出血でのリハビリの時、毎日回復期リハビリ病院に通っていた。

特に土日は出勤する看護師と一緒、平日は帰りの看護師さんと一緒になる。

聞こえて来る内容は、辞めたいので順番待ちになっているとか、わがままな患者がいても婦長が守ってくれないとかネガティブな内容が多かった。

高齢者のリハビリというとわがままな患者が目につく。また、病

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車椅子でのgoto eat

車椅子でのgoto eat

goto eat をやっているが車椅子の人には難しい店が多い。まず2階でエレベーターが無いと行けない。

全国チェーンで言うとスシローなどはほとんど2階店なのでまず無理になる。

後、座敷も同様に無理だ。

その為、店選びがとても大変である。

まず、食べたい物がある店を探して、交通が便利なところで車椅子が入れてと言う店になる。

そうなって来ると個人店では段差があって難しく、逆にチェーン店の方が

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認知症の進行

認知症の進行

母の認知症が進行している。

ご飯食べた後でもすぐに何を食べたかわからなくなる。

デイサービスに行ったかどうか夕方にはわからなくなる。

日にちや曜日がわからない。

何か対策を打たないといけない。

デイサービスでは頭の体操などをしてもらっているので多少は役立っているはず。

夜もすぐに寝ずにニュースを聞くようにさせている。

かかりつけ医に相談したが、年齢による衰えは仕方ないとのこと。

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一歩一歩

本日から少しずつでも母の機能回復をやっていこうと思う。まずは自分で食事をすることから始めます。

左手は動くのだけど、最近は食べさせていることが多くなった。

結局、しんどい→動かない→更にしんどいと負の連鎖に入っている。

食べないよりは食べた方がいいと思って好きにさせていたのと年寄だから仕方ないと思っていた部分もある。

しかし、フレスコは進行する行きつけ先は寝たきりだ。

寝たきりになったら

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年を取るとわがままになる

どうも年のせいか病気のせいか母がわがままになった。電動歯ブラシではを磨くように言っても普通の歯ブラシで適当に磨いて虫歯を酷くしたり、手足を動かして運動するように言ってもしない。

叔母にあたる妹には少しずつ頑張ると言っているのだが、実際には頑張らない。

どうしようもなければ施設に入れるしかないのだがそれは嫌がる。

少し頑張ってくれればこちらも希望が持てるのだが、このままでは早々に破綻する。

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片麻痺について

母が片麻痺になったので街中で手が曲がった人などを注意して見るようになった。

日本では脳卒中の回復を病院でサポートする体制にない。脳卒中の場合、最大でも180日しか入院できず、高齢者の場合はその後病院ではリハビリ出来ない。

介護保険でのリハビリは僅かな時間しか出来ない。

基本的には高齢者の切り捨てである。

これは回復するのは半年いないという古い認識から制度設計されているからである。

川平法

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高齢者のコミュニティ

要介護の状況になるとどうしても自宅に引きこもりになる。しかし、やはり色んな人と話さないと脳の能力が落ちてくる。

しかし、この状況下で人に会いに行くのも難しい。電話やテレビ電話を使って家族以外と話すのが、本人のストレス解消に良い。

うちの場合は母の妹と従兄妹に連絡している。

やはり昔からあったことある人たちについては忘れない。これは長期記憶が忘れにくいことも影響している。

家にひきこもらない

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いつまで続くか分からない事も不安

介護離職での不安の一つにいつまで続くか分からないということがあります。

親の面倒を見るしか無いと思って、離職してしまうと経済的にも、精神的にも困窮してしまいます。

私の場合は母が片麻痺になった事と老人ホームなどに行くのを嫌がった為です。これも最後の親孝行と思ってやってますが、老人ホームに入る事を嫌がらない親ならば、そこに入れて毎週会いにいくでも充分親孝行だと思います。

私は母が寝たきりになら

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