6.どこ、誰、何、なぜ -意識的な選択の重要性-
「あなたは誰ですか?」「あなたは何をしているんですか?」「どこから来ましたか?」
この全ての質問は、至って単純なものに聞こえるかもしれません。
色々な場面で聞かれることがあると思います。
そこに深い意味はなく、単純で表面的な質問である場合には、表面的な答えを返せば良いだけです。
しかし、それら質問に対して、深く考えるとしたら、どうでしょうか?
私は一体誰なのか、何をしているのか、どこから来たのか。
自分にとって、大事なものは何か、自分が何者か、じっくりと考えて答えを出してきましたか?
それとも、慌ただしい日常の中で、そんなことも考えないで過ごしてきましたか?
どうでもいいことを追いかけたり、不毛の道を、はたまたそもそも存在すらしない道を進んでいませんか?
これらの質問に自分の中でうまく答えられなかった人は、もう一度、自分自身にとって大事なものは何か問いただしてみてください。
日常は、そうはいってもやはり、判断の連続であり、忙しさに溢れるものです。その中で、どんなに小さな選択であっても、自分が納得できる、自分の信条に沿うような決断を、目的を持って積み上げていかなければなりません。
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